六本木ミニだより
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2015年07月10日(金) |
英語の広告(追記あり) |
英語の情報ばかり検索していると、google などで引っかかってしまうのだと思うが、実にたくさんの英語の教材の広告が私の前に立ち現れてくる。それをかなりの量チェックしている。
多くの教材の言っていることは「おおむね」役に立つ。結構まじめに読んで自分の学習にも活用している。
だけど、広告手法が残念すぎる……。あの「広告の魅力」で申し込んでしまうと、まず目標には到達できないんじゃないか。
……そもそも、目標が「ぺらぺら」「会話ができる」だとダメです。そして、目標が数値かできないところに外国語ができないことの問題があるのよね。。。
《追記》
こんな広告文を見つけた。
あなてはこんな経験ありませんか?
毎日1時間以上、合計1000時間以上同じテープやCDを聞き続けたが、一向にネイティブ英語が聞き取れるようにならない。
ハリーポッターなら簡単だろうと、字幕なしで英語を見てみたが、ほとんど理解できなかった。
日本語字幕を見ながら映画を見ていて、「なんだ、簡単な英語だな」と思って字幕を切ってみたら、全然理解できなかった。
……まずですね、「こういう体験がありませんか?」って、そういう人、いない気がする笑
「毎日1時間以上、合計1000時間以上同じテープやCDを聞き続ける」→そんなことできる人がまず少数派では? そして、毎日1時間、合計1000時間聞き続けたら、間違いなく耳が慣れると思う。
ハリーポッターの英語は原作者の造語が多いと言われていますね。そういうのを理解するのは難しいでしょう。
「字幕を切ったら聞こえなかった」……どうして聞こえなかったのか、その人は考える必要があるでしょう。「原因分析」しないで放置しておいたら語学にかぎらずどんなことだって達成しないでしょう。
……教材は、「その教材が提供しようとしているものは何か」が「自分が足りないもの」に合致すれば効果がある。それだけ。その人が感じている欠損感やトラウマに訴えたら売れるかもしれない。でもその人が「また上達できなかった……」を作り出してしまうと思うのね。
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