六本木ミニだより
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2006年10月11日(水) |
お仕事のこと(書くほうの) |
7月から、社会新報で、「暮らしのスキルアップ、小さなヒント」というコラムを連載しています。 昨日が第5回の締め切りだったんですが、「だんだん良くなってきましたね」ということで、一発でオーケー、自主的に直したら「一層よくなりました。論理的だけど説教っぽくなくて、いい感じです」と編集さんからおほめの言葉をいただきました。1回目から4回目からは、なかなか感じがつかめず5回も6回も書き直したあげく、ゲラで全面さしかえ、なんてこともやっていただけに、達成感大きいです。 メンターというのも、テイストがいろいろあると思うのですが、連載でやっていると、「私もまだ失敗ばかりのひよっこだけどさ、ヘタでもいろいろ努力しているうちに少しわかってきたんだよ」みたいな、アニキ目線になりがちだったんですね。でも、編集さんからは、「先輩じゃなくていいです。先生のポジションで、がしっとやってください」の注文。「あのー、私、うまくだませてますか、どうしてもボロが出る気がするんですけど」「大丈夫です。ちゃんと論理的にすじが通ったこと、書いてます」
私が腰砕けになってたのは、表向き「そんなえらそうなこと、書いていいのかなあ」でも実は「あとから私も失敗するかもしれないし、そうなったらカッコ悪いなあ」という逃げだった、きっと。自分で求めなくても向こうから頼んでくれた自己啓発作家への機会、大事に楽しんでいきたいです。
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