六本木ミニだより
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『フラニーとゾーイ』サリンジャー、野崎歓訳、新潮文庫 『永遠の仔』(上下)天童荒太 幻冬舎 『命』柳美里 小学館 『父―娘 近親姦 家族の闇を照らす』ジュディス・L・ハーマン、斎藤学訳 誠信書房 『わたしたちはなぜ科学にだまされるのか』(斜め読み)ロバート・L・パーク、栗木さつき訳、主婦の友社 『男女摩擦』(再読、斜め読み)鹿島敬 岩波書店 『昨日と違う今日を生きる』(再読)千葉敦子 角川文庫 『うちの子がなぜ! 女子高生コンクリート詰め殺人事件』佐瀬稔 草思社
「もうダメだ、ダメダメモードだ」と騒いでいた年末年始のわりには、リストアップしてみるとこんなに本を読んでいる。やっぱり私は自分に厳しすぎる? あと、2002年には平日に映画を見るのが当たり前の生活をしていたので、休日こそ活字の楽しみに浸りたいという欲求もあった。 どれもかなり印象な本ばかりでいい読書生活が送れたと思うが、とくに感慨深かったのは千葉敦子の『昨日と違う今日を生きる』。二十台の前半で出会って何度となく読み返したこの本、歳の始めに「自分はどう生きたいのか? どう生きるべきなのか?」自問するのに、とてもふさわしい本だったと思う。
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