六本木ミニだより
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2002年03月21日(木) |
恋をするならワンルーム(by爆風スランプ) |
昨日の夕方、連れ合いから「かぜでそうたい」のメールが入ってきました。 今年の風邪は、どうも、フルコースで全部の症状が出るみたいですね。電話してみると熱がある模様で、声もぐったりしちゃってる。うちのかれは、ふだんはわりと飄々としている方なんですが、「さくらもちたべたい」などと甘えたメールが入ってくるぐらいひどかったらしく、差し入れ物資もって向こうのアパートに行きました。
ウンウン唸っている連れ合いには悪いんですが、私としては、カレがカゼひいて、しかも早退なんてことしてくれたのは、ちょっと嬉しかった。なぜなら、最近、かなり仕事がハードで、スケジュールも不規則で、その不規則さに私まで振り回される結果になっていたからです。 「土曜日に行く」ということになっていたのに、突如土曜日は出勤になってしまい、そのまま徹夜。なんてことが多いんですよ。こちらとしては、「いつかなあいつかなあ」と思いながら、時間が過ぎていく。私は、ひとりでいるのはそんなに嫌いではありませんが、うららかに晴れた日曜の昼間、いつのまにかテレビで『アッコにおまかせ』が始まってしまうというのは、あまり気分のいいものではありません。
翌朝、カレの家にて、「そうだ、このままお墓参りに行っちゃえ」と考えつく。祖母は今年はもうお墓参りどころじゃないので、名代で行って来てといわれていて、本当は24日に行く予定だったのです。 でも、彼のアパートからそのお寺までは、すごく近い距離なんですね。こりゃいいや、行ってしまえ、ってんで、花を4つも抱えてお寺に行きました。 そして、帰りに、お寺のそばにある、「くずもち」が有名な「船橋屋」というお店で、おみやげにくずもちを買いました。 これが、病人食として大当たり。病人じゃない私にも大当たり。おいしかったー。 祖父母に連れられて食べに行った子どもの頃は、「もっと蜜が多けりゃいいのに〜」と密かに思っていたのですが、おとなになってみるとまあ、餅の方のもちもち感がうまいのなんの。ふたりで夕方までにぺろぺろとたいらげました。 デパ地下なんかでときどき見かける「銘菓」なんですが、そのわりには、2〜3人分入って650円と、お値段もお手頃です。
彼の住居は、軽量鉄骨の1kです。そして、彼は、性格的に、ぜーんぜん、インテリアに凝る方ではなく、要するに、「単身男の素っ気ないアパート」という感じです。そんな彼の家に行くと、ミョーに若返った気がするというか、人生やり直している気になって楽しいです。胃が悪いというので、ツボ押してあげちゃったりなんかして、しっぽりとすごしました。
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