愛知県芸術劇場大ホールで行われた、吉林省京劇院公演『西遊記・火焔山』を観てきた。実は、京劇の舞台を観るのは今日が初めて。 京劇は、中国・清代に南曲から発展した音楽劇。囃子方(はやしかた)を用い、歌・舞踊・台詞(せりふ)・立ち回りからなる。 今回観た舞台は、日本人にとっても馴染みのある西遊記から題材をとったものであり、とてもわかりやすかった。独特のセリフ回しなどは、どことなく歌舞伎と似てなくもない。圧巻は、激しいながらも一糸乱れぬ立ち回り。神業としか思えない立ち回りの技には会場から大きな拍手が贈られた。 中国が世界に誇るべき伝統的文化を目の当たりにして、私はしばし興奮を抑えられずにいた。
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