| 2007年05月04日(金) |
ビルマ水かけ祭 in 名古屋 |
ゴールデンウィークにどこか遠出する予定もなく、どう過ごそうかと思っていたところ、中日新聞のイベント案内の欄で「ビルマ水かけ祭 in 名古屋」という催し物があるとの情報を得た。 ビルマでは4月中旬に新年を迎えるようだが、年越しの行事として「ティンジャン」と呼ばれる水かけ祭が盛大に行われるとのこと。お互いに水をかけ合って心と 身体を洗い流し、新たな気持ちでより良い新年を迎えようとの願いが込められた祭ということらしい。 で、今日はその会場である鶴舞公園に出掛けてきた。こんなにも在日のビルマ人がいるものかと、まずはその多さに驚いた。法務局入国管理局によれば、2006年に日本で難民申請した人は954人、うち626人がビルマ人だという。ビルマは半世紀近く軍事政権下に置かれ、今なお民主化運動は弾圧され続けている。身の危険を感じ、隣国に避難する人は多く、なかには日本に亡命し難民申請する人も少なくない。しかし、欧米諸国に比べ、日本の難民受け入れは圧倒的に少ない。現在も100人以上のビルマ人難民申請者が入国管理センターに収容され、ビルマに強制送還されるのではないかと脅える毎日を送っているという。そうした現状をあまり知らずに来たことを、私は反省した。 故国を遠く離れ、日本に暮らす人々が一堂に会し、新年を祝う祭の一日。ビルマ料理を食し、ビルマの伝統舞踊、「ゴビャ」(ビルマの伝統的漫才)、ビルマ人・日本人合同のロックバンドによる演奏を楽しんだ。そして、水かけタイムには、派手に水を掛け合う人々の姿も見られた(私は、ほんの少し水を掛けられた程度だが)。 ビルマに安心して戻れる日を待ち望む人々の思いが、一日も早く叶えられるように。楽しい時間を過ごしながら、そんなことを願わずにいられなかった。
|