夏撃波[暗黒武闘戦線・歌劇派]の独白

2003年12月29日(月) 東京観劇旅行・其の4

 「キダムは凄い!」の巻

 午前中は、ホテルのチェックアウト・タイム(午前10時)ギリギリまでゆっくりして、新宿をブラブラ。昼食後、原宿まで移動して「キダム」を観る。実は、昨年の名古屋公演(と言うか「稲沢公演」)でも一度観ているので、今回は2回目。初回の新鮮さはないものの、次々に繰り出される超人的な技の数々には目を奪われる。神業としか言いようのないことをこともなげにこなしてしまうところがまた凄い。
 「両親が忙しくしてかまってくれない少女が、ある日顔のない男と出会ってミステリアスな世界に誘い込まれる」という設定で、ストーリーが展開されている。見た目は「劇団四季」のミュージカルのようでもあるが、その面白さは「四季」など比較の対象ですらない(チケット代は同じような設定なので、「四季」を観るくらいなら、その分余分に「キダム」を観ることをお薦めする)。
 「キダム」はぜひ一度生で観ておくべきだと思うよ(ビデオでも観てみたが、やはり生の感動に勝るものはない)。

 「キダム」を見終わってからは渋谷まで公園通り、センター街などを散策。年の瀬の渋谷は大いに賑わっていた。新宿の雑踏とはまた雰囲気が違い、「若者の街・渋谷」という色彩を感ずる。

 渋谷から井の頭線で下北沢に移動。「ザ・スズナリ」という小劇場で公演中の芝居、阿佐ヶ谷スパイダース『ともだちが来た』を観る(目下売り出し中の小劇場系劇団の芝居も観ておきたいと思ったものだからね)。原作は鈴江俊郎(京都の「劇団八時半」主宰)、演出は中山祐一朗。長塚圭史(父親の長塚京三に雰囲気はよく似ていた)と伊達暁の二人芝居である。どことなく「静かな演劇」をも思わせる芝居で、まあまあ面白くはあったが、私の好みではないな。それに、「キダム」とか「奴碑訓」とか面白いものを観た後だったから尚更霞んでしまった感じだね。

 芝居が終わってからは、急いで東京駅へ。夜8時台の新幹線で名古屋に戻る。家に辿り着いたのが夜11時頃。それにしても4日間よく遊んだものだ。
 2003年も間もなく終わる・・・。


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