| 2002年08月21日(水) |
「感動のロシア6日間の旅」(モスクワ編) |
予告通り、「ロシア旅行」をリポートする。
8月14日、朝7時30分に名古屋空港に集合。ツアー参加者の多くは「熟年夫婦」「家族連れ」で、ちょっと場違いな所に来てしまったかとも思ったが、結果的には楽しい旅行になった。 この日は、ソウル経由でモスクワ入り。移動で半日以上を費やし、実質的な観光は次の日からであった。そうそう、モスクワ時間で午後8時すぎにモスクワ空港に到着したのだが、外はまだまだ太陽が照っていて、10時くらいにやっと陽が沈むという状況であった(6月くらいには白夜になるんだってさ)。あ、それから「モスクワはさぞかし寒かろう」と思いきや、Tシャツの上に薄手の長袖シャツを羽織れば十分なくらいだった。 モスクワ滞在中のホテルは、少しおしゃれな感じだった。朝食の場所が吹き抜けになっていて、夜はピアノの生演奏がされていたり・・・(実は、次に泊まったサンクトペテルブルグのホテルは、それ以上に素敵だったのだが・・・)。 ホテルでは、テレビを見たりもしたのだが、アメリカのドラマや映画を放送しているチャンネルも多かった。そこでの「吹き替え」がちょっと面白くて、「音声多重」状態になってたりする。それと、興味本位でアダルトチャンネルも見てみたのだが、たぶんアメリカのAVをそのまま流しているようだった(統制が厳しそうなロシアだが、何と「無修正」であった)。でも、次の日もあることでもあり、程々にしてできる限り睡眠をとるようにした。
15日、16日の2日間はモスクワ市内観光。何と言っても、ハイライトはクレムリン(ロシア最高権力の象徴)とそれに隣接する「赤の広場」であろう。広大な敷地に宮殿や聖堂が立ち並ぶ。黄金のドーム型をした教会は、一見イスラム教のモスクを彷彿させるが、ロシア人ガイドによれば「イスラムの建築をこちらがマネしたのではなく、イスラム世界がロシアの寺院をマネした」のだそうな。 ボリショイ劇場は車窓から眺めるだけだったが、「モスクワ・バレエ」を比較的小さな劇場で観ることができた(「眠れる森の美女」だった)。とはいえ、期待が大きかったせいか、さほど感動はしなかった。 それから、モスクワの地下鉄にも乗ったのだが、これがまた少し運転がワイルドだった。地下鉄のエスカレーターも非常に速くて、思わず足がすくんでしまいそうなほどだった(何故にあそこまで速くする必要があるのか、さっぱりわからないのだが)。 旧アルバート通り(歩行者天国)には露店が立ち並び、人もごったがえしていた(大道芸人も発見した)。そこで私はCDショップを見つけ、ロシアン・ロックやロシア民謡のCDを購入。その他にも、Tシャツや防寒用帽子など、余計な物も買った。
16日深夜、モスクワからサンクトペテルブルグに向けて寝台列車に乗った。 ロシアの旅はまだまだ続くが、今日はここまで(次回は、「サンクトペテルブルグ編」をお送りする)。
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