バカ恋
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■ 不死身のヱレキマン ■



何だか寒かったり暑かったりで、

少し体調悪いです・・・朝からトイレと仲良し。






さて、あたしの彼氏コージの事ですが、

最近、少し浮上してきたっぽいです。

少し復活の兆しが見えてきた、というか、復活したっぽい。






あたしの誕生日の日、久しぶりに会ったコージは、

まだ少し沈んでいて、其れでもあたしは、努めて明るく振舞い、

何事も無かったかのように時を過ごしたのですが、

あの日以来、少しずつコージの調子が上向きになったような気がします。









( ̄ロ ̄; ほんとに同一人物なのか?









と、自分の目を疑ってしまうほど、別人に豹変してます。

かなり極端すぎるほど極端。

真逆人間に成りやがるコージ。

ついてくこっちはてんてこ舞いだっつーの!







俺はお前の期待に答えようと焦り過ぎていたのかもしれない

俺は何処かでお前との結婚を考えていたのかもしれない

一緒に暮らす事を願っていたのかもしれない









そうやってコージは自分自身に足枷を嵌め、心の闇へと旅立っていたのです。

お互い一度は結婚をした身。そして破局を経験した身。

だからこそ結婚と云うモノの重さを充分過ぎる程知っている。

そして、離婚するという事の辛さを痛い程知っている。

其れ故、異常なまでに神経質に、更に臆病になっているのです。





彼は、あたしが自分にとって良き伴侶と成り得るのか、

あたしの至らない処を彼是と点数を付けるかのように詮索し、

価値観が違うだの、生活態度が違うだのとツベコベ文句をつけては、

完璧では無いと深く悩み、そして落ち込んでいたのです。






あたしがコージに期待する事って一体何?


ワカラナイ・・・ワカラナイから教えて欲しい





何も期待していないと言ってしまえば嘘になるのでしょうか。

あたしもコージと共に暮らすことを夢見ているのでしょうか。

でも、今のあたしには、未来の夢を語るよりもまず、

コージが健全な魂と肉体を取り戻し、

雨や人波にも傷つかない程度の、ほんの少しの強さを持ち、

穏やかな生活を遅れる日が来る事のほうが大事なのです。






病気になる前のコージに戻った時に、

初めてあたし達は、対等に物事を考え、話し合えるのではないでしょうか。

先の事を考えるのは、其れからでも遅くはないよ。きっと。









最近、気持ちが軽くなったせいか、お出かけする事も多くなったコージ。

夜中に呼び出されてラーメン食べに行ったり、

海までドライブしに行ったり・・・

勢いづいたコージは、なんと車まで買ってしまいました。

この不景気な世の中で、なんて景気のいいお話なのでしょう。

彼曰く、




購買する事こそ日本経済を救う手段




なんだってさ。

でも、あんた買ったの外車ぢゃん・・・・








壱拾弐月になると、新車が届くそうです。

そしたら、二人で何処かドライブに行こう。

其れが今のところ、あたしのささやかな希望。











コメント変わるらしい

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