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■ 電光石火のうなぎ犬 ■ 突然ですが、「アメリカン・ビューティー」という映画観たこと在ります？ 去年あたり映画館で観たのですが、 なんつーか・・・ 一度でも結婚生活というモノを体験したからこそ、 胸を打たれるのかもしれないけど、兎に角、 形容し難いほど切なくて、 「う〜ん、判る判る！」と相槌を打ちたくなる映画です。 特に殿方ならもっと共感されるのではないでしょうか。 オススメですっ！ 泣かせますっ！ おすぎですっ！ という事で、早速コージに薦めてみました。 コージも結婚破綻者で御座いますので、あたし以上に激しく共感し、 其れからと云うもの、毎日のように 幸せって何だ？ と、問い掛けて参ります。 幸せって何だ？ 愛とか恋とかと同じ様に、形の無いモノを見つけるのはとても難しい。 改めて、其れは「なになにです」って云い切れないし、 人其々に受け止め方も違うと思う。 幸せと思えば幸せ、不幸せと思えば不幸せ 例えば、自分は幸せの絶頂だと思い込んでいる人が居たとして、 例えば、其の人の恋人や奥さんや旦那さんが 実は浮気なんかしていたとして、 其の事実に気が付いてしまった瞬間、其の人は不幸だと思うかもしれない。 例えば、此の世に壱つしかない宝物を持っていたとして、 例えば、其の事で誰よりも何よりも優越感を感じていたとして、 でも実は、其の宝物は偽物だったとして、 其の事実を知ってしまった瞬間、其の人は宝物を捨てるかもしれない。 気付いてしまったばっかりに、幸せから不幸せに変わる。 気付いてしまったばっかりに・・・ コージは幸せとは「無事」であると云う。 何事も無い事、無事である事が幸せだと云う。 重い病に苦しんでいたりする事が無い 借金に追われて日々の暮らしを不安がる事が無い 誰かを深く憎んだり、誰かに深く傷つけられたりする事が無い そう云う事が幸せなのだと云う。 果たしてそうだろうか？ 譬え、病に苦しんでいたとしても幸せな瞬間も在るだろう。 不安だらけの暮らしをしていたとしても同様。 幸せと思えば幸せ、不幸せと思えば不幸せ ふとした瞬間に訪れる幸せの暖かさ。 何事にも変え難い、至福の時。 其の瞬間を見逃さずに感じる事、其れが一番大事なんじゃないかな。 バカボンのママだって、幸せそうだもん。 |
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