| 2002年06月09日(日) |
アイスル読書の時間。 |
私は本の虫である。 誰がなんといおーと、そーなのだ。 読むジャンルは、偏りまくっている。 まぁ、それはサイトの方に…書いていくかもしれないので割愛。(笑)
最近の読書はもっぱら再読だ。 それというのも、私は出不精で、マイクロフト・ホームズもびっくりの生活を送っているためである。 お陰で何度も言うように、太った。(滝汗) 故あって、自転車という移動手段を闇に屠られてからというもの、特に顕著になった。
無事に自転車も新車を手に入れたことだし、さて、では出かけるかと思いきや。 それがそうも行かないのだ。 いやぁ、なんだかねぇ。やる気が失せててねぇ。(遠い目)
さて。 最近の読書。 マイクロフト・ホームズで分かる方もいると思うが、ここのところシャーロック・ホームズをまたもや読み返している。 といっても、そこが私。普通に読み返しているわけではない。 最初に読み始めたのは、「シャーロック・ホームズの秘密の一端」という、いわばシャーロック・ホームズ版「磯野家の謎」(笑)である。 ああ、この「磯野家の謎」、一時期すっごくブームになった、いわば「サザエさん暴露本」のことね。 で、その「秘密の一端」をガイドブックに、再読したわけ。 途中、ホームズ談のパスティーシュとも言える、「マーベリー嬢失踪事件」なども挟みつつ。 今は「シャーロック・ホームズの事件簿」という、最後の短編集を読んでいるところだ。 で、ついでに言うと、この「秘密の一端」の前に読んでいたのは「薔薇の名前」である。これは有名すぎるので、今更説明不要だと思うが…一応これも数あるホームズ談のパスティーシュだ。 いやぁ、出来の良いパスティーシュだけどね♪ で、「薔薇の名前」の前に読んでいたのは「ジェニーの中の四百人」。 これはジェニーという多重人格障害の女性に関する、ノンフィクション小説である。この女性は、母親や、あるいは伯父から虐待を受け続けるという過酷な幼少時代を過ごしていた。その上、悪魔信仰の教団に母親が彼女を「提供」したという…信じられないほど、残酷な話である。
ここまでで分かるとおり(?)私は系統的に読書を進めるたちなのだ。 「薔薇の名前」から「秘密の一端」以降は分かりやすいと思うが、なんで「ジェニー」から「薔薇の名前」に? と思われる方もいるだろう。 これはですな。 「薔薇の名前」は内容からして「黙示録」を扱っており、また、悪魔の存在(アンチキリストという名前で出てくる)や、異端審判などを扱っている。 つまり「ジェニー」の悪魔信仰と、ここで結びついてくるのだ。 「薔薇の名前」の中に、こんなよーな一文がある。 「異端への熱情と、神の愛への情熱は同じものだ」 まぁ、詳細は違うと思うけど。 どちらも熱狂であり、また、狂信である、と。まぁ、そんな事だったような。(おい)
と、言うことで。 今は「事件簿」再読中。 そろそろ、新しい本を仕入れに行くかなー。 |
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