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| 2006年06月14日(水) | 重国籍 |
ワールドカップの話題を避けたいところですが、今は新聞もテレビもラジオも・・その話題ばかり（汗）
今朝もいつもの情報番組を見てると、明日の早朝にあるドイツ×ポーランド戦に絡めてドイツのFWクローゼ選手を紹介していました。
彼はポーランド出身で、その後ドイツ国籍を取得して今はドイツ代表になっています。
ポーランドとドイツの両国から代表の招集を受けて、ドイツを選択したそう。
ドイツ代表として、母国ポーランドと戦う・・複雑なものがあるのでしょうね。
朝の番組で彼は二重国籍だと言っていました。
日本の場合は、２０歳になる前に重国籍になった場合は２２歳までに、２０歳を過ぎて重国籍になった場合は２年以内に国籍の選択をしなければいけないことが国籍法で定められています。
そして、その期間を経過後も国籍を選択しない場合、法務大臣が国籍選択の催告をし、一定期間中に選択しないときにはその後日本国籍を喪失します。
ドイツやポーランドの重国籍についての規定を知らないのですが、こうして公に公表しているということは両国では問題ないのでしょうね。
両国から代表の招集を受けたのが２０００年頃の話のようですから、日本の規定とは違っているんですね。
国籍について余談ですが。
例えば・・アメリカで生まれた子供はアメリカ国籍を取得します。
アメリカのように属地主義を採る国では、親の国籍に関わらずその国で生まれた子供はその国籍となるのです。
ハワイで出産した有名人の報道などでよく知られていますよね。
一方日本は属人主義を採っているので、生まれた場所に関わらず、日本人の子供として生まれれば日本国籍を取得することになっています。
また、出生によってだけではなく、国によってはその国の男性と結婚した女性は法律上当然に夫の国籍となることから二重国籍となることもあるんですよ。
