日記日和
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先週実家へ帰って来ました。
私も18歳になるまで住んでいた家のはずなのに、家を離れて以来、仏壇のある座敷は昼間でも一人でいると何だか怖い気がしていました。
が、今回の帰省に限っては、怖さよりも温かさのようなものを感じたので、(どうしたのかな・・)とちょっと不思議に思っていました。
ただ、今回はちょっと雑事が多く、それに追われてそのまま数日過ごしていたのです。
そうして、ある日、父から今年の4月に亡くなった叔母のお骨を分骨して我が家の仏壇に祭ってあることを聞かされました。
帰って以来ずっと昼も夜もバタバタとしていたため、私は仏壇の襖を開けたところすら見ていなかったのです(汗)
一人暮らしだった叔母の家は、亡くなった後取り壊されました。
お寺での供養はお願いしているけれど、我が家なら両親が毎日手を合わせることが出来るから・・と葬儀の後で分骨してもらったのだそうです。
初盆である今年のお盆に、叔母は、小さい頃に世話をしていた妹(=母)と、とても信頼していたその夫(=父)の家である我が家へ帰って来てくれたんだろうな、と疑うことなく思いました。
叔母には私も本当に可愛がってもらいました。
優しくしてもらった記憶しかありませんし、思い出すのは私の話すことを穏やかに微笑んで聞いてくれている表情ばかりです。
私は、叔母の入院中、結局一度もお見舞いに行けず終いだったので、仏壇の前で手を合わせることで、数年ぶりに叔母に会えた気がして嬉しかったです。
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