日記日和
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数日前にラジオで、そして今朝はテレビで奈良県天川村の話題を耳にしました。
天川村は私が数年前から、一度ゆっくり訪れてみたいと思い憧れている土地です。
きっかけは、内田康夫センセの「天川伝説殺人事件」
(評判はよくなかったけど)映画化されたし、ドラマで見た覚えもありますが、一番は小説。
タイトル通り、殺人事件の犯人を捜す推理小説なのですが、紀行文でも読んでいるかと錯覚してしまうほど天川の情景が豊かに書かれています。
奈良、吉野といった歴史を感じさせる地名からくるイメージ、天川神社(天河弁財天社)やお守りの五十鈴といったモノにも惹かれましたし、
登場するのが、能という特殊な世界に生きる人々だったこともまた、神秘性を高めたのかも知れません。
天川神社の参道を歩いていると、例の白っぽいブルゾン姿の浅見光彦に会えるような気さえしています(←救い難い・・?)
こんな思い入れなので、さすがにダンナを誘って出かけるのもはばかられ、天川村を訪れるのなら一人でと決めていました。
一人で、となるとこれはこれでまた出かけ難く、未だに訪れることが出来ずにいます。
なのに。
ずっと憧れていた天川村を、私はすでに訪れていたことが最近判明したのです(汗)
20年ほど前、当時の職場の人たちと行った御手洗渓谷。
御手洗渓谷は、天川神社の傍を流れる天ノ川の上流だったんですね(驚)
そういわれれば、澄み切った空気を厳かな雰囲気は、センセの作品で感じた天川村のイメージと重なるものがあるような気もします。
その時に、滝をバックにみんなで写した写真は、今も手元にあります。
当時はただの同僚だったダンナも写っているし。。。
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