日記日和
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2004年06月30日(水) 読書感想文の極意

明日から7月、早いですね〜

半月もすれば、子供たちは夏休み。
また、自由になる時間がぐ〜っと少なくなる、イサカには試練の期間の到来です。

夏休み、といえば、宿題。
数ある夏休みの宿題のなかでも、イサカの子供たちが一番苦手としてるのが読書感想文です。

毎年毎年、「お母〜さん、何書いたらええ?」を連発。

「本を読んだのはアナタでしょ?私が知るわけないじゃないの」
と言いたいトコロをぐっと我慢して、しばらくは、付き合うけど、我が子の文章力のなさと使える語彙の少なさにイライライライラ・・・

と、こんな楽しい夏休みを思い出させてくれたのは、今日の朝刊です。

うちは、そのコンクールを主催してる新聞社の新聞を取っていて、今日は読書感想文コンクールの特集があったのです。


今年、芥川賞を受賞した、綿矢りさサンへのインタビュー記事によると、やはり彼女は、子供の頃から本をよく読んでたようですね。

そして、読書感想文コンクールへも毎年応募するのに、いい評価はされなかったのだとか・・。

よくやく高校3年生になって、コツがわかったという綿矢サンから読書感想文の書き方についてアドバイスがありました。
(奥さん、ここ大事ですよ〜メモ、メモ、メモ!!)


要点をイサカなりにまとめますと・・・

まず、「感想文」という文字にまどわされてはいけません。
感動したことや、よかったところをいくら膨らまして書いてもダメなのだそうです。

本には名前を借りる程度で、テーマを決めた自分の文章を書くことが大切なのだとか。
論旨のはっきりした、「自分の作品」を書くくらいのつもりで・・とのことです。


そういえば・・・
毎年、新聞に掲載されるような優秀な作品には、感想というよりも、むしろそういう論理的なものが多いような気がします。


文章力があり、語彙も豊富なお子さまは、是非、アドバイスに則った感想文を書いて下さい。

我が家の子供は、それ以前の問題ですから(涙)



ちなみに。

綿矢サンの受賞作、『蹴りたい背中』読んだのですが、「よくわからない」のが正直な感想でした。

オバサンだから、若い感覚についていけなかったのでしょうか・・

イサカには、同時受賞の金原ひとみサンの『蛇にピアス』の方が読みやすかったです。
描いてる世界は、ずっと非日常なはずなのにね。


++昨夜の夕食++

・海鮮チラシ寿司

・なすとピーマンのピリ辛マリネ

・冷奴

・鳥のから揚げ(前夜の残り)


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