映画鑑賞日記
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陰陽師 2002年10月04日(金)

△STORY
 この世とあの世が曖昧に交差し、魔物たちが人と渾然と存在した平安時代。そんな暗黒の世を鎮め、ふたつの世界の調和を保つ能力をもつ“陰陽師”と呼ばれる男たちがいた。

▲感想
 …、なんともはや。陰陽師、安倍晴明こと、野村萬斎の演技は、すばらしい。すごくあってる、さすがといったところですね。こんなところに日本の伝統を生かせるなんて…。ちょっとびっくりです。とまぁ、すばらしいのは、野村萬斎。以上

 という映画なのですが、これではつまらないので、もうちょっと書くと…
今井絵里子の扮する蜜虫の登場した意味は???まったくもって意味がないような気が…。はっきりいって登場させる意味があったのかなかったのか…。かなり疑問。これを筆頭に、この映画は無駄なシーンがいっぱいって感じがしたのはぼくだけでしょうか??
 次に、映像。はぁ……。ハリウッドにかぶれろ、アメリカナイズしろとは言いませんが、もう少し、映像にお金かけてもいいんじゃないですか?何だって、あんなにちゃっちい映像なのか意味がわかりません。アニメの世界を脱しきれないのか、意味不明なシーンでの主人公のアップ。その後ろに燃え盛る炎。おーいっっ!!
わざとらしい、いかにもつけました風の牙の生えた鬼。もーちょっとましなメイクはでいなかったのかしら?

いやぁ、野村氏の演技良かった。あれがなかったら、この映画は映画じゃないね…。もしかしたら、その辺の時代劇より出来が悪いかもとか思ったりして…(とちょっと現実逃避してみたり)

 原作はもうちょっとましなのかな?映像にしてしまったがためにどうしようもない内容になってしまったのだろうか?

 音楽もダサい。ま、日本の伝統を意識したんだろうけど、ダメ。全然ひきつけるものがなかったよぉ〜。

あぁ〜、これ以上書いても文句だらけになるのでこの辺で。

P.S.なんか「陰陽師2」製作されるらしいね。。。どーなることやら。(汗

総評 ★☆☆☆☆
内容 ★☆☆☆☆
音楽 ★☆☆☆☆
映像 ☆☆☆☆☆(あのさ、小学生のお化け屋敷じゃないんだからさ…)

上映時間:116分
製作年:2001年
製作国:日本
監督:滝田洋二郎
製作総指揮:植村伴次郎
製作:原田俊明/塩原徹/瀬崎巖/阿部忠道/島谷能成
原作:夢枕獏
脚本:福田靖/夢枕獏/江良至
音楽:梅林茂
出演:野村萬斎/伊藤英明/今井絵理子/夏川結衣/萩原聖人/小泉今日子/真田広之 他

TV放映をビデオにとってそれを鑑賞

公式サイト:http://www.onmyoji-movie.com/


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