駄目ままの戯言...まきまま

 

 

お誕生会 - 2003年12月15日(月)


たの通う幼稚園では毎月お誕生会がある。
たは12月生まれなので、今回招待状が届いた。

お誕生月の園児は壇上で、他の園児たちの入場を待つ。

園児の入場を待っていて驚いた。

部屋へ入るなりぺこりとお辞儀。
うんうん。しっかりしてる。
がこれだけじゃなかった。
「おはようございます。おめでとうございます」

これが園児のご挨拶である。

年少、年中、年長と全員がご挨拶していった・・・

たの通う幼稚園。
実はこの辺で有名なお勉強型幼稚園。
小学校入学の時に何処の卒園かすぐに判ると言われてるぐらい、
しつけに厳しい幼稚園。
もっとも、今まで通っていてそんなに厳しいとは思っていなかったけど。
今回程それを実感したことはなかった。

お誕生会が始まって暫くすると、何故か親も壇上へと呼ばれた。
お誕生月の園児が一人一人自己紹介と将来の希望を述べたあと、
くるりと親の方を向いて

「お父様、お母様、ここまで育てて下さって、ありがとうございます」
ぺこりとお辞儀。

え?
幼稚園児の台詞か?
これって・・・

で保母さんが
「○○ちゃんの素敵なお母様を紹介します」

で、子供の写真を渡される。

これを一人一人やるわけである。
もちろん、たもやりましたとも!

正直よくやれたなぁって思う。
それだけは、よく頑張ったって誉めたいと思う。
で、でも恥ずかしい!

写真を撮って親は壇上から退場。

驚いたわよ。
これを来年もやるのか?
下手すると、つんの時も覚悟しなくちゃいけない訳で・・・
余所の幼稚園はこんなことないよね?
友人たちから聞いたことないし・・・

いや、悪いことではないのよ?
挨拶がちゃんとできるのは大事なことだし。
誕生日に親にありがとうを言うのもいいことだと思う。

でも、何故か幼稚園児らしくないのよ!
しつけがちゃんとしているというより
妙に大人びていると言うか・・・

自分の描く幼稚園児像と実際が掛離れていて凄く違和感。
でも、これも小学校入るとみんな一緒になるんだよね。
お行儀が良かった園児もしっかり染まって、
悪餓鬼になっていく。

学校や幼稚園にそれ程しつけを期待しているわけじゃない。
それは親の役割だと思うから。
でも、せめて悪いことぐらいは止めさせて欲しい。

道徳の時間て何気に必要なものかもしれない。
親になって特にそう思う。
家でも学校でもって、受けてる頃は退屈だったけど。






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