駄目ままの戯言...まきまま

 

 

流石プロ - 2003年11月16日(日)


たも誕生日がくれば5歳になる。
なので今年は七五三に当る。
諸事情により我が家は神社仏閣への参詣はしない。
写真だけ撮ることにして、写真屋さんに予約を取り付けておいた。

つんも丁度3歳。
たのときは赤ちゃん写真を撮ったが、生憎つんは時間が取れずになし。
折角だからつんも一緒に撮っちゃえ。
兄弟コースなんてものもあることだし。
息子らには

「七五三の写真を撮りに行くからね」

と言っておいた。

写真屋さんについて衣装の選択。
見本写真を見ながらたは楽しそうにしたい格好を選んだ。
が・・・

「つんちゃんいらない」

仕方ないのでたと同じ格好をさせることにして、着替えに移動。
たは楽しいらしく、慣れない着付けにもおとなしく従っている。
すっかり出来上がった裃姿に嬉しそうだ。
がつんは・・・

「つんちゃんいらない!」

しっかりきっぱり抵抗する。

「お写真撮るから着替えようよ。ほらたーちゃんと同じだよ?」

仕方ないなぁ。
服を脱がせたら泣き出した。

「つんちゃん、いらないっ!」

うわ〜ん

・・・・・・。

裃着せる間も泣いて仰け反るは、座り込むは。
なにもそこまでしなくてもいいんじゃない?
と思うくらい抵抗する。
折角の裃姿も泣きべそ顔で、目は腫れぼったいはすっかり不細工。
そうでなくてもつんはほっぺたたれた下膨れさん。
大丈夫なんかい?
かなり不安。

抵抗空しく泣く泣く着替えさせられたつん。
写真を撮る段階になんてもぐずぐずべそべそ。
私に張り付いて離れない。

先にたから撮り始める。
写真屋さんもさすがプロ。
おもちゃ使って遊びながら、たを笑わせていく。
つられてつんも少しづつ泣き止んだ。
片手に扇子、片手に脇差。
いっちょまえにかっこつけるた。

次はたとつん並んで2人一緒。
にもかかわらずつんは私の手を握って離さない。
兄弟2人の写真は家族写真にも変更可。
でも旦那も私も思い切りラフな格好。
裃姿の横に立つにはちょっとという格好。
勘弁して欲しい・・・

それでもカメラマンさん。
流石の一言。
つんの気をそらしながら、笑わせながら写真を手早く撮っていく。
気を抜くとすぐに私の側まで移動してしまうつんを誤魔化しながら、
つん独りの写真までしっかりと撮り終わった。

所要時間1時間超え。
お疲れ様でした。

正直なところつんが抵抗するとは思っていなかった。
旦那も私も嫌がるとしたらたの方だとばかり思っていた。
でも蓋を開けてみたら・・・
たは誇らしげに写真を撮ってもらっていた。
あぁ、成長してるんだなって思う。
幼稚園に行ってるのは無駄になってない。
環境変化に弱いた。
カメラを向けられてもちゃんと笑えていた。

いつもは怒らせることばかりしてくれるただけれど、
今日ばかりは

「写真上手に撮ってもらえたね。おりこうさんだったね」

「うん。上手だったでしょ」

また写真撮りたいと言うたは、本当に楽しそうだった。
写真の仕上がりがとても楽しみである。








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