夜叉 - 2002年05月30日(木) 歯の痛みが消えない。 本格的に歯医者に行かなくちゃいけないらしい。 明日にならないと予約ができない。 旦那が休日出勤になるかどうかにかかってくる。 土日やってる歯医者でよかったとこんなときに思う。 歯の痛みが続くせいもあって、朝からいらいらしている。 私は同じことを何度も言うのが嫌いだ。 我慢できるのは3度まで。 そんな私には子供と接しているのはかなりの苦痛を伴う。 子供はそういうもの。 頭で理解していても、感情が伴わなくなる。 子供らの言動に我慢ができなくなり、怒りをぶちまける。 子供達を怒った直後の私の顔は、 目がつり上がりまるで夜叉。 それは私の心そのもの。 幼い私がよく目にしていた両親の顔。 歯止めの利かなくなった私は、 言ってはならない言葉を口にする。 子供達に向かって「嫌い」だと告げてしまう。 3歳児や1歳児に告げる言葉ではない。 子供を否定してはいけない。 誉めて育てなくちゃいけない。 そんな誰もが知ってるようなことを、守れない。 子供を否定することがどんな影響を与えるか、 自分自身経験して知っているはずなのに。 そして自己嫌悪に陥る。 私は言うことを聞かない息子達に、 自分の存在を否定されたように感じるのだろう。 自分自身子供達を否定しているというのに! そして明らかに嫉妬しているのだろう。 私が許されなかったことを 簡単に許されてしまう息子達に。 息子達を育てていると、 嫌でも思い出してしまう自分の子供時代。 理想の家庭像、理想の母親像。 現実とのギャップ、実現できない自分。 両親のようにはなるまい、 そう思いながらも同じ道を歩みそうになってる自分。 自分もまた母親失格なのだと思い知らされる。 どんなに頑張ってもよい母親になれない現実。 私のようになって欲しくない。 息子達は私ではないし、両親でもない。 そんな想いが複雑に絡み合う。 駄目なままだと認めてしまうのは簡単。 でも、それだけでは済まされない。 子供達への責任。 嫌でも避けられない。 封じてきた記憶に目を向ける。 それに自分の心が耐えられるのかまだ自信がない。 自分勝手なこの日記をMY登録してくださった方、 どうもありがとうございます。 日記もできる限り読ませて頂いています。 この場を借りてお礼を申し上げます。 -
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