長いお別れ
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2002年02月25日(月) こころ

自分が人とちょっと違うらしいと気づいたのは小学生のころだったと思う。
違うというのは決して優越感をもたらさない。疎外感だけ。

子供の頃、私は友達と脳みそを交換したかった。心でもいい。
「友達」の視点で人生を見てみたかった。
私でない人間から見える風景や人は、どんな風なんだろうと思った。

何故、昔のことを忘れられないんだろうと思う。
忘れたいと強く望めば、忘れられるんだろうか。
空っぽになって、やり直すことができるんだろうか。

嫌な記憶であっても、それが何かの証になっていると
思っているから忘れられないのかなと考えることがある。

証。たとえば愛されたことの?
どうしてこんなにも愛されたいんだろう。
どうして誰かに必要とされていないと辛いんだろう。

自分で自分を大切にするってどうすればいいの?
辛いって思うのは贅沢なの?
消えてなくなればいいのに。心なんていらない。いらないよ。


志乃 |MAIL

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