長いお別れ
DiaryINDEX|past|will
痛みって結局は一人一人違う。 私の痛みは私にしかわからない。 あなたの痛みがあなたのものであるように。
人の幸せが妬ましいのがそんなに悪いこと? それを口に出すのは醜いの? どうして憎んじゃ駄目なの?
わかってる。 そんなことしてても、意味が無いって言うんでしょ? 前を向いて、足を地にしっかりつけて、人のためになるように生きろって。 わかってる。 今日すれ違った全ての人が、何かを抱えて生きていること。 どん底だと思っていたって、まだちゃんと息をしてること。 可愛いものを見れば口元が緩むし、嫌な思いをすればカチンとくる。 本当に何もかもどうでもいいなら、感情なんて消えてしまうもの。
帰る所なんて、18のときからない。 私が忘れてただけ。 痛む心を、忘れようと、忘れたと思っていただけ。
|