十夜一夜...Marizo

 

 

オリジナルの不思議 - 2009年03月24日(火)


足掛け4年ほど続いている習い事の文章教室で
毎年、同人誌を発刊している。
メインは小説だが、随筆も(手前味噌だが)秀作が多く
昨年、私は挿絵代わりにコラムを書いた。


今年も8月の発刊を目指し
すでに原稿が出来上がっている会員もいて
メールで送られてくるたびに
構想も何もまったく出来ていない自分を
省み焦っている。


今回は頑張って短編小説に挑戦しようと思い
先日からプロット作りに精を出していて気がついた。


どこかで読んだ事のあるストーリー。
ありがちな起承転結。
陳腐なハッピーエンド。


プロットが丸っとぱくりでも(←おいっ)
文章表現や構成にオリジナリティがあればいいのだろうが
そんなテクニックがあれば文章教室なんて通ってませんよ、だんな!



この辺りでやはり凡人は挫折するんだろうなぁと思いつつ
諦め悪くなんとか誤魔化しがきかないかと足掻いている。


今年の新年会にゲストで参加して頂いた皆藤先生(仮名)に
「MZOちゃんは不幸じゃないから
 小説書くのは難しいね」と言われたことを思い出す。


これこそ幸せな悩みというものか。
Marizo



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