カタルシス
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渋谷ル・シネマにて 『ホルテンさんのはじめての冒険』 鑑賞 http://www.horten-san.jp/
17(金)までだと知り慌てつつも この館は火曜が1000円デーなのでそれを利用してみました 定時で職場を出たのにJRで「人立ち入り」に遭い上下線ストップ・・・ 余裕で着くはずが駆け込みで開場数秒前着という際どい芸を強いられました(整理番号順入場・自由席) 最後の最後に入場して席を探すと空席はまばらに残っていて 中央の具合良さそうな場所もあったのですがそこへ行くには手前に座っていた体の大きな女性の前を通らなければならなかったので避けて 無難に一番端の通路側の一席を確保しました 上着と傘を置いてお手洗いへ行き 戻って来たら先ほどの大きな人が自分のすぐ後ろの席に移動してきていて 心なしかニオイが気になる・・・感じで・・・ でも 今更場所を換える状況ではなくなっていたので 仕方なく我慢して鑑賞に臨むことになったのですが
我慢できないほどではないけど ときどきキッツイ こっそりガムを噛んで自衛してみたけど ときどきキッツイ 向こうは鼻がつまっているのか やたらと息遣いが耳につく 終いにはバイブで鳴った携帯を慌てて切るでもなく開いて画面を確認しておった!!
おまえぇ−−−−−−ッ!!#
体が大きいのや ニオイがキッツイのは その場でどうこう言っても始らないことだけれども 映画館で映画観てるときに携帯チェックすんのは ナシだろう!
なんかさ ミニシアターにさ 一人で来ててさ 映画が好きで来てるんだろうから〜と思って苦笑いしつつも沈黙を守っていた自分が 俄然憐れに思えてきましたよ!
おかげさまで その後はイラッとしながら映画を観る羽目になりました
悔しい! せっかく面白く観ていたのに くやしいです!!orz
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気を取り直して映画のハナシ
以前同じ館で観た『キッチン・ストーリー』と 同じ監督の作品です ノルウェーが舞台のノルウェー映画 前作が結構好みの系統だったので 今作にも興味を持ったわけだったんですが ドンピシャリというか 雰囲気や根底に流れるものが同じでした(笑)
特別スゴイことは 何も起こりません 主人公が特別スゴイことを する訳でもなく 日常を描いているようで 茶目っ気に溢れていて すべてがやさしい
老いや死 それに伴う終りや別れ 今までと これから 顧みたり 途方に暮れてみたり 虚無に囚われて居場所を見失い それを探そうとする焦燥感に 漂う哀愁と 滑稽さと 愛嬌
残された時間は長くない それでも 人生は希望と幸福に満ち満ちている
中盤でちょっと淋しくなってくるんですが ラストには解消されます 「もうこれしか残ってない」じゃなくて 「まだこれだけ残ってる」の思考展開とでも言いましょうか この大筋の流れが 『キッチン・ストーリー』 のときと同じだと思いました
老いも 別れも 死も 人として生まれたからには誰もが直面する現実です 怖がっていても始らないし 逃げようとしたって無駄なこと ならば「そのとき」を 自然に 心穏やかに 受け入れられるような環境を 自分の内外に築いておけたらいいなぁと
若いうちに 一緒にいられるうちに 生きているうちに
この映画を観たら 老いや死はそれほど怖いものではないように思えてきました 本当に怖いのは孤独ですよ 「一人でいる」 のと 「孤独」 は別物です
『ウサギは淋しいと死ぬ』 なんて民間伝承がありますが(生物学的には全く根拠がないそうです)「淋しさ」で死ぬ生き物が実在するとしたら それは
人間なんじゃないかな
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昨日のみやむーですが パチンコ屋の幟に直筆サインがあったので 本当に来ていたみたいです 一体どんな様子のイベントだったんだろう・・・(若干興味)
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