カタルシス
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2006年12月14日(木)  唄い人 

渋谷7th Floorにて 鈴木祐樹プレゼンツ『東京フォークマン Vol.01』開催
スーさんのソロ初・主催ライブです アコースティックでフォークな会らしいよ

記念すべき第1回目のゲストアーティストは 近藤智洋さんと 三村昌也さん
近藤さんには馴染みがありませんでしたが 三村さんは今までにバンドのワンマンとソロでの対バンライブ(Bluem 松ヶ下氏と一緒だった)を既に聴いたことがあったし 親しい友人が贔屓にしているアーティストだったので 何となく勝手に親近感を持っていました 普段は『LIPNITZ(ライプニッツ)』というバンドでピアノ&ボーカルをなすっておられます

順番は 近藤さん→ 三村さん→ 主宰でトリのスーさん という流れですが 本日スペシャルゲストに元POWDERのドラム・CHRI氏を招いているので 各人の演奏の合間にドラム入りのセッションが組み込まれていました

仕事が長引き定時には出られなかったので 冒頭のいくらかを見逃してしまっているのですが その間に最初のセッションがあったみたいです 残念ながら聴くこと叶わず 私が見られたのは近藤さんの後半から以降でした

今回の会場『7th Floor』は 場所こそ知っていたものの訪れたのは今回が初めて ON AIRの一角 よく出入りしていたO-Nestの更に上の階にその空間はあります 名前が指し示す通り“7階”にあるライブスペースです

⇒●7th Floor

エレベーターを降り 廊下上の短い通路を抜けると 正面がゲートになっていてチケットチェックはここで行います 多少の物販もこのスペースに陳列されていました 受付というよりはレジデスクですね
そこを過ぎると左手に間接照明で演出されたバーカウンター ドリンクの交換はこちらです カウンターが途切れたところからフロアが広がっていて テーブルと椅子が配置されているのですが 椅子もテーブルも高さやサイズや素材・形状が ひとかたまりずつで別物が並べられているみたいでした 高かったり低かったり 堅かったり柔らかかったり 見るからにてんでバラバラな雰囲気です そのフロアの最奥に位置する場所がステージになっている訳ですが グランドピアノと簡易ドラムセットが左右に据えられ マイクスタンド&譜面台&椅子はフリーセッティング といった感じ
「ライブスペース」というよりは「ライブのできるカフェ&バー」といった風情です 食事や酌み交わしをメインにしたいような店だと思いました でもまぁその割に音が素晴らしく良かったです ピアノの音もギターの音も声を通すマイクの具合も クリアで綺麗でした アコースティック向きのハコ(というかアコ専門?)

そんな良い環境だった所為かゲストさん方の演奏が素晴らしく とくに三村さんは個人的に今まで聴いた中で一番良い声出してたと思いました 財津一郎のカバー(青春の影)とか鳥肌立った あの声とピアノ独奏で演奏するのにピッタリでした 私 三村さんはソロの方が好きかも?!あわあわ…(何故か狼狽)

そんなナイスな演奏がつづいたあとで 真打ちスー氏はどうなっちゃうのかと 内心ハラハラしておりましたが これがまぁ ゲスト2人に負けないテンションで演奏してくれまして 期待してなかったというと語弊がありますけれども 心配の方が先立っていた自分としては 嬉しい裏切りを受けることになりました 

セットリスト
─────────────
●スタート後セッション『--』←訊いたのに忘れた!(汗)
───
●近藤氏・三村氏の間セッション『Twist and Shout』
───
●三村氏・スー氏の間セッション『(I Can't Get No)SATISFACTION』
───
●スー氏
1)スパイからの手紙
2)おしゃれ
3)プライド
4)HAPPY DRIVE
5)夜明け前
6)家族
7)アゲイン
8)灰色ベイビー
9)灰みたいな花
EC)落とし穴しかない場所
───
●ファイナルセッション『Twist and Shout』さっきとは別Ver.
─────────────

超楽しかった!!
たくさん誉めてきました 今後の展開も楽しみですッ☆

三村さんにも声をかけ 今までで一番良かったです!なんて偉そうな感想を言ったのに 真面目に受け答えしてくれて ちゃんと喜んでくれました …い いい人ですねアナタ!!
勢いで「ソロの音源が欲しい」と言ったら 今完売でモノがないから次回のライブまでには作って持って来ます!と返されました 次回って27日のLIPNITZですよね? ううーん翌日が仕事納めだからなぁ… 行けるかどうか分からないなぁ(悩)と返答に困っていたら 三村贔屓の友人が「もしこれちゃんが来られなかったら代わりに買っておいてあげるよ」と申し出てくれました 彼女とは年明け早々に会う予定があったので 27日に行けなかった場合はそうしてもらうことにしました 三村さんご本人もすぐ横でやり取りを聞いていて「来られそうなら是非来てくださいね」と微笑まれてしまい さすがに恐縮 キャハー遠慮を知らぬ奴でどうもスミマセン!(汗)

ずうずうしついでに「歌関係ないですけど 髪短いのもカッコイイです!あと眼鏡もかけてた方が好きv」とか言ってみた 全部本心からの意見です ハイ
ボク筋金入りの短髪派&眼鏡くんスキーですから 私の嗜好を知っている数人にはしっかり笑われましたが ミム氏のテレ笑いGETで本望です!(一体どんな趣味)

三村贔屓の友人達はもうしばらく残るとのことだったので 私ともう一人友人とでお先に失礼して参りました スー氏待ちは端からする気なかったです 本人ご機嫌で色んな人(お友達とか)と盛り上がっていたし とても良かったことはマネージャーの北原さんによくよく伝えて自分的にはスッキリしてしまっていたし 今夜はこのままの気分で帰りたかったのです そのくらい浮上できていた

友人共々お腹が減っていたので センター街のパスタ屋でお夕飯 しばらく休養中だったデザイナーの友人は そろそろ仕事を取ろうと派遣登録に行っていたらしいのですが 丁度良くクチがあったというか突然このまま面接と言われて 心の準備もままならないままに面接→1ヶ月間の採用 が決定してしまったらしい 早速明日からご出勤だそうです 仕事を望んでのことではあったものの あまりに突然過ぎて欝入ってるみたいでした(苦笑) いやでも あのまま仕事日照りがつづいても別の欝が入っていただろうし 何とかなるよ! という感じで鬱憤晴らしの愚痴聞きと説得力に欠けた激励を パスタ屋の一角で小さく繰り広げた木曜の夜

明日はやっと金曜日です 土曜には昼から夜まで遊びの予定が詰まっているので ボクも友人に負けじと 残り一日を元気に乗りきりたいと思います! 押忍ッ

『唄い人』Cocco

 


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