カタルシス
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2006年10月15日(日)  ファッション・タイム 

母が知人から貰ってきた衣料ブランド『ルック』の即売会案内をチラつかせて 覗きに行ってみない?と言い出したのが昨夜のこと 朝9:15〜10:45までの時間制限つきでなんだか慌しそうだなぁと思いつつ 母がわくわくしている様子が伺えたので付き合うことにした
どのみち私はCDセットの仕事で一日家で作業するつもりだったから 外出の予定がなく 午前中のそのくらいの時間なら別に融通してできないことはなかった

『ルック』とは『レナウン』傘下ブランドだそうだが 正直言えば初めて聞いたアパレルブランドだった サイトを探すにも「Look」や「ルック」では旅行代理店ばかりが引っかかってしまい リストアップが難しい レナウン傘下というのを手がかりに あちこちを経由してやっと辿り着いてみたら なんとも特色の捉えにくい至って平凡な商品を扱うブランドだった・・・ とりあえず「マリメッコ」た「ポール&ジョー」を買い付けているらしいことくらいには反応してけれども・・・

⇒●レナウンLOOK

時間に合わせて会場へ行ってみたら そのときになって入場券が1人1枚必要だということに気がつき 1枚しかないのに3人で行ってしまった我々はどうなるのか?と思っていたところ 並ぶべき列を見つけるなり母は周囲の人に「チケット余ってませんか?」と聞き回り始めた
私と妹はその姿にいささか恥ずかしさも感じつつ でもあの社交性がスゴイんだよなぁーと素直に感心もした 程なくして戻ってきた母の手には見事に3枚のチケットが握られており 妹と2人で驚愕! ホンの数分でしっかり人数分を確保してきたよ!! 私らにはできないッ・・・ 母とは実に逞しい生き物である(いや 我が家だけのことかもな)

開場時間を迎え列が前進を始める 我々の前には既に大勢がいたらしく 建物の角を曲がり廊下を抜け屋根をくぐった辺りで 直接は見えていなかった“大勢の客”を想像することができた これは結構 大変な混雑かも知れない(汗)

会場は普段ハンガーにかけた衣類を蛇行するパイプにぶら下げて 移動していく衣類に何らかの処置を施している工場のようで 天井が低く 女性の身長でも手を上げると蛇行している弁つきのパイプに指先が触れるような現場だった そのパイプにズラリと衣類がかけられている

通路が狭く見通しも悪いため往来するだけでも難儀をした オマケに皆限られた時間の中で少しでも得な買い物をしようと目を血走らせているので 正直ちょっと怖くなるような異様な雰囲気につつまれている
ザッと見て回ったが 対象年齢が我々姉妹には似つかわしくない設定だったので 本気になって吟味することもなく 冷やかし気分で場内を1周したら 人ごみを避けた出口近くの一角で待機し 母が出てくるのを待つことにした その近くに端布を提供する売り場があったので 何となくその辺を物色して時間をつぶすことにする

母が端布のコーナーにやってきた
布と値段を見比べながら「あら安い!」と感嘆の声をあげる 常連客らしき年配の女性が「ものは良いし破格で絶対いいですよ 私は端布だけを買いに毎回来るんです」と話しかけてきた 俄然買う気になってしまった我が母&妹
妹もなにやら物色に夢中のご様子だ 洋裁とか全然できない自分に端布はあまり魅力を感じるものじゃなく かといってオバさんデザインの服に気に入るものがあるでもないので 彼女等が楽しそうに買い物している様子を見ながらまったり気分になっていた(←※6時までメッセンジャしてた人)

帰宅してCDセットのレイアウトにとりかかる
小冊子のレイアウトはほぼ決めたぞ〜 ウス!
取り敢えず今日はちゃんと仕事した 頑張った!(←普段は自宅での仕事があまりはかどらないタイプ)
 

『ファッション・タイム』1937年/アメリカ

 


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