カタルシス
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2006年09月16日(土)  楽園の道 

11時に新宿集合でまずランチ
いきつけ?のタイ料理バイキングへ行ったら 開店が11時半だったので 時間つぶしに同じビル内の紀伊國屋コミックス広場を徘徊
昨日買い損ねた本を探してみたら 普通に新刊の棚に置かれていたので ソッコーで買って来ました!

⇒●檜垣レイコ『狐ヶ原の異邦人』

著者初の単行本です 本誌で見逃してしまった新撰組話2本のうちの1本が収録されていて嬉しかったーvでも本当はデビュー一発目の「おとぎ話の夜」シリーズがすごく欲しいのに 単行本化はされないらしいヨ・。orz 本誌買ってスクラップしておけば良かった(涙)しかし、いつの間に名前がカタカナ表記になったんだろう…

時間に合わせてタイ料理屋に戻り 友人と4人ガッツリ食す


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ランチ後場所を移動してJRにて新大久保へ
本日は新感線NEXUS公演 『Cat in the Red Boots』 の観劇です
会場のグローブ座は 判かる人にはピンとくるジャニーズ御用達の中型劇場 そしてこの公演も御多分にもれずジャニ主演のミュージカルでございます
主演は生田斗真くん 失礼ながらワタクシ 今回のこの公演で名前を見るまで存在そのものを存じませんでした・・・ ミュージカル歴10年なんだってよ そんでもって今回が初主演だって

チケット争奪戦はフツーにあったみたいです(自分FC先行でしか取らなかったので実感がない)

感想 グローブ座小さ!2階席でもステージ近かったーッ!あと2回は1階席なのでもっと近づけます わーいv

内容的には公演開始2日目だった所為かテンポが甘く スタッフ側にもトラブル続出で大変そうでした ううーん 後半に期待したいと思います(苦笑)

この公演 一応新感線ではありますが 本家本元の名義とは別の「NEXUS」というユニットになっております この名義では主演がジャニーズと決まっているみたいです(前回は森田剛が主演だった)
そして新感線側からは「古田新太・高田聖子・橋本じゅん」らの名だたる看板役者が参加 しません 唯一同格と思われるキャストは「粟根まこと」のみ 前回も彼が劇団員を率いる形で参加していたので「NEXUS」担当に任命されているのかも知れませんが そこまで突っ込んだお家事情は存じておりません

その所為か客席の新感線のファン率が少なかったように感じました 例えば「岳蔵」「ざんす」「ジャグラー将軍」で吹き出したのが手近なところでは我々だけ ちょっと寂しかったなぁ(苦笑)

前公演の『メタルマクベス』も客演が豪華で 新感線メインのファンが数で負けていたような気がしてましたが 今回はもっと顕著に感じちゃいました だってほら 松たかや未来くんは舞台でも活躍しているし 内野くんはミュージカルでドーン!な役者さんだから 新感線でなくても「舞台好き」の集まりな雰囲気じゃないですか でも今回のはジャニだから・・・(苦笑)

斗真くん自身は舞台メインで活動しているので 彼のファンは必然的に「舞台」に通うことになるわけなんですが ジャニーズってちょっと特殊だから 何と言うかこう・・・ 「舞台好き」ってわけじゃなさそうに見えたんだよなぁお客さんが 演出も筋書きもそっちのけで 「主役が見られればいい」的な空気がちょっと残念でした

封切2日目という半端な公演日だったので客席に目だった関係者はなく 唯一目についたのは いのうえひでのり(演出家・作家・劇団☆新感線 主宰)さんでした よくプレスに載っているのと全く同じ風体で 普通に客席に座っていて ちょっと笑えました 今公演ももちろん彼の演出です

⇒●新感線NEXUS Vol.2『Cat in the Red Boots』


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観劇後 渋谷で用事のあった3人に1人が付き合ってくれて 一緒に移動
それぞれの時間までお茶タイム

私は友人1人と共にN.U.のワンマンへ
もう1人は宇田川カフェSUITEまでスーソロへ

N.U.『円山町で逢いましょう』 渋谷O-WEST

5年前から何かにつけて聴きに行っている横浜メインで活動中の大阪出身デュオなんですが 全国各地を行脚している割になかなか都内に来てくれないんだ でも今回都内でワンマンだっつーのでスー氏のライブを蹴って行って来ました

何もなくても人を寄せる力のある2人と思いますが 深夜の某ストリートミュージシャンピックアップ番組の常連になって久しい上 ラジオで冠番組を持っています WESTをがっつり埋めていたし かなり人気者だと思います 他人事みたいなもの言いで申し訳ありませんが 小さいハコの対バンで聴きに行っていたときのイメージが強いのでイマイチ実感が湧かず(^^;)ゞ

今回を皮切りに名古屋・金沢とワンマンツアーがつづきます 12/23には地元横浜で6回目のクリスマスイブイブワンマン 今年も行ければ皆勤な僕 自分の健気さがちょっと笑えるヨ

⇒●N.U.

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WESTでのライブ後 宇田川カフェへ行った友人にダメ元で連絡してみたら 「まだ店にいるよ」ってな返事が来たので 友人と2人WESTから宇田川カフェへ移動 一緒に帰ろうと思って店の前で待っていたら(さすがにライブも聴いてないのに店内へ踏み入れるのは気が引けた しかも別アーティストのライブ行ってた訳だし・苦笑)スー氏のマネージャーさんが出てきて

「今日のライブはどうでした〜?」
とニヤニヤしながら尋ねてきました もちろん我々が欠席だったことを承知の上の皮肉です しかも どうやら他のライブに行っていたことまで知っているらしいよ?

うわあ 正直そこまでは計算ガーイ!(`□´;)""

でもそこですかさず
「前回(のスーさん)がヒドかったからね!向こうはワンマンで2時間しっかり聴かせてくれたもん」

と切り替えしたら 大人しくなりました
いや そんなこと言いたかったわけじゃないんだ 何言わすんだよ本当・・・

「で 今日はどうだったんですか? 良かったの? 良かったの?」
とすぐに話の方向を変えたら付き合ってくれて 今日の演奏は良かったってことと あんな曲演ったこんな曲演ったと教えてくれる曲目に耳を疑う我々

1)さよならサリー
2)深呼吸
3)都会の月
4)影ヲクダサイ
5)家族
6)自分ラシク自分ナリニ
7)夜明け前

久々の『深呼吸』 大好きなSBの『影ヲクダサイ』『自分ラシク自分ナリニ』
前回の失敗を反省したのか 今日はだいぶ良い感じで演奏していたようなので(友人談)聴けなかったことを残念に思った以上に 今日聴きに来てくれたお客さん心に彼の歌が届いていたらいいなーと思ったのでした

いつもそんな感じだと いいのにね(苦笑)
でもその不安定さも 鈴木祐樹なんだよね

出てきた友人と3人で帰ろうとしたところで真打ち登場
スーさんが出てきてくれたので ちょっとお話してきました 次回は『彼女は』歌うよって宣言してて 次回も行けない私はまたも涙を飲む羽目になるのでした・。

カフェを後にしてから3人でセンター街へ 1人は直帰し 私ともう1人で夕飯食べてから帰りました 何とも充実の1日(詰め込み過ぎだ)
 

『楽園の道』1930年/アメリカ

 


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