カタルシス
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2006年09月06日(水) |
ひとりぼっちの二人だが |
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仕事を早くあがれたので帰りがけにHMVに寄ってAUDIOSLAVEの新譜『REVELATIONS』購入 彼ら的には3枚目のアルバムだが なぜだかリリース元が「epik SONY」→「UNIVERSAL」→「epik SONY」と変遷 何でだろう?と思って調べてみたら以下のような事情が判明
AUDIOSLAVE は クリス・コーネル と RAGE AGAINST THE MACHINE のメンバーがそれぞれに所属していた二つのレコード会社から交互にアルバムを発売することが契約に織り込まれているので、今回の3rdアルバムはデビューアルバムをリリースした Epic Records (RATM が所属していた方)からの発売となる。 全米No.1になった2ndアルバム『Out of Exile』は、元々クリス・コーネル が所属していた Universal Music Group からリリースされている。
人気者同士の合併は色々と面倒なことがあるんだと知った 大人の事情(苦笑)
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『幽霊刑事』鑑賞
【あらすじ】エリート警察官のフォン(アンディ・ホイ)は犯人との銃撃戦で頭に被弾、昏睡状態に陥っていた。 2年後目覚めると両親や恋人はすでになく、献身的な看護師のオスカー(ロレッタ・リー)とリハビリに励む毎日の中、病院仲間のキット(チョン・ダッミン)に不思議な事―キットは幽霊だということ、そしてフォンは幽霊と対話する能力を得ていたことを教えられる。 その後退院した彼は、看護婦ばかりを狙った猟奇的な強姦殺人事件を担当。キットや被害者の霊の助言に従い、次々と死体を発見してゆく。 そんなある日、キットはオスカーの生命オーラが弱くなっている事をフォンに伝える。次の被害者がオスカーだと踏んだフォンは、捜査を進めつつ、彼女の警護をはじめるが……(FULLMEDIA公式サイトより)
気楽に見られるだろうとタカをくくって借りてきた アンディ・ホイ主演のホラー・アクションだったんですが これが意外に面白くてビックリしました いや 基本はコメディ混じりのC級香港ホラーです そういった点での期待は裏切っていないんですが オチが意外だったというか“予想以上にまとも”でした え?あ?こう来るんだ へえぇ〜…
バカにした意味ではない「感心」をしました
キャスト的には地味すけどね 何しろ主演がアンディ・ホイ 顔はなかやまきんに君とかロンブーの淳に似てるよね 締まりが足りないというか ちょっと抜けた風貌してるけど 品がなくはない 育ちの良いお坊ちゃん役しか見たことないしな 私の中では陳小春(チャン・シュウチョン/ジョーダン・チャン)と同じラインに立っている人 要するに地味で花がない(おい!) でも嫌いじゃないんだゼ! 嫌いだったら「準新作」のうちに借りようなんて思わないしねー(そんなバロメーター…)
脇役のチョン・ダッミンが良い感じです 香港版「梶原善」(笑) カメオでラム・シューとか出てました 本当にあのオッサンはよく見かけるわ
立てつづけに『WINDS OF GOD/ウィンズ・オブ・ゴッド』鑑賞
【あらすじ】現代に暮らす売れない漫才師コンビが交通事故のショックで第二次大戦中にタイムスリップ、神風特攻隊の隊員となった二人は、やがてそれぞれ別の道を歩むことに……。(allcinema ONLINEより)
前々から見てみたかった今井雅之のライフワーク・シリーズの初回映画化版 映画は95年作品になってましたが 劇中での“現代”は93年でした 今井さんをはじめ出演者の若さに目をみはった みんな肌とかトゥルトゥル!!
見知った顔は 六平直政 別所哲也 井田州彦(現:國彦) くらいでしょうか もう1人の主演山口粧太は名前だけ知ってる感じで顔を見ても馴染みがありませんでした 何となくホリケンに似てるなと… 思ってみたり 彼よりもう少し造作が整っています 多分イケメンです 画像検索したら現在は更にナイスな風貌になっていました 正直今の姿の方が好みだ…(髭とか眼鏡が足されると更に惚れ) ⇒●
出てきた人物は実在する人の名前を使っているのだろうか? 没年月日・姓名・階級が明記されていたので 何となく気になってみたり 最後の方で特攻しちゃう少年将校の遺書文面はどこかで見たことあったよ 「お母さん お母さん お母さん お母さん お母さん…」便箋いっぱいにずっと「お母さん」て書いてあるやつ あれ 泣きそうになるから勘弁して・。 どこで見たんだっけ?靖国の遊就館辺りかな(見てるし)
⇒●靖国神社「遊就館」
まぁいずれにしても戦争モノはね 弱いくせに見ずにおれんのよね 役者が変に有名でない方が移入できていいです 「いい」というか「イタイ」のか 知ってる顔で見てても作り物感が強くて白々しく見てしまうもので(苦笑)CGとかへっぽこでも 古い映画やドラマの方がくるものがありますね そういうのの方が見てて興味深いです
今回見た『ウィンズ〜』も 割と顔ぶれが地味で良かったよ 今井さんは現代からすっ飛ばされたって設定だったから 顔に馴染みがあっても違和感なかったし 何しろみんながみんな若いから今とは別人に見えてたわいな(^^;) 六平さんとハムの人はあんまり印象変わってなかったなぁ 10年以上も前の映画なのに…
舞台での上演が人気を呼んでの映画化である所為か 冒頭がまんま舞台で これはこれで面白かったです 主人公コンビがあまりにもバカ過ぎて最初は閉口しましたが あれは「何も考えずに生きている現代人」を極端に描いた結果なんだろうなーと解釈しました しかし 広島や長崎に原爆が落ちた日くらい知って欲しかったな… 果ては終戦の日にちくらい覚えていておくれヨ〜(ノm`)・。
つか この映画から10年経っている今の「若者」たちは 大丈夫なんだろうか?!(言ってることがババくさい)
⇒●WINDS OF GOD/ウィンズ・オブ・ゴッド(プロジェクト)
『ひとりぼっちの二人だが』1962年/日本
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