カタルシス
DiaryINDEXpastwill


2005年09月11日(日)  こどもの時間 

昼に友人と待ち合わせて劇場版マジレンジャー&仮面ライダーを親子連れに紛れて鑑賞挑戦

『魔法戦隊マジレンジャー THE MOVIE インフェルシアの花嫁』
【感想】ひどくカユかった 毎回30分でよくまとめるよなーと思う TVに輪をかけてダイコンな翼… 曽我町子の登場に感慨(デンジマン・サンバルカン世代ですから ジュウレンジャーにも出てたよね)

『劇場版 仮面ライダーヒビキと7人の戦鬼』
【感想】ライダーはTVとの微妙な設定違いが毎度気になる 今回は昔話仕様で戦国時代 ゲスト出演にドラドラの塚地 他にもいたけど存在意味がないので全却下 どうでもいいけどカブキくんが可愛かった 松尾敏伸! どの鬼さんももっとキャラ背景掘り下げて見てみたいなー

---------------------------------

『インファナル・アンフェア 無間笑』鑑賞 ⇒●HMV

『インファナル・アフェア(無間道)』シリーズの馬鹿パロです 徹底的にお馬鹿です ところどころでオリジナルを真似たシーンが出てきますが 話しは全く別の内容になっています 原題は『精装追女2004』 男が女の子の尻を追っかけて大騒ぎするドタバタコメディです ベタな香港ギャグの連発なので慣れていない人には「サムい映画」にしか見えないと思います つか 私が見てても寒かったし(苦笑)

特筆すべきはオリジナルと同じ俳優が数名参加していること まずはシリーズ3部作全てに出演しているチャップマン・トウ オリジナルではマフィアの下っ端でヤンの兄貴分に当たる“キョン”役を演じていますが 本作では主役のヤン役です 格好とか髪型とかトニーに似せてて笑えました 時々見せる憂いの表情も真似することがあって 意外と似てるのが驚きでした

そしてシリーズ2作目で主演をしてるショーン・ユー 無間道で初スクリーンだったはずの新星ですが こんなお馬鹿作品なんかに出演してていいのか?!というか むしろ楽しそうに演っているのでジョークの解る若者なんだなぁと好感を持ってみたり こちらはオリジナルでは“若き日のヤン”役ですが 本作ではキョンをノータリンな感じに演じていました ちなみに吹替が山路和弘でした 民放放映でトニーの声あててましたが その時のようなクセのある声じゃなくて サラッと喋っていたのが珍しかった 最初すぐに彼だと気づきませんでした

最後に大物エリック・ツァン この人がマルチなのは知ってました 知ってましたが あれだけシリアスな作品をしっかりこなした後で そのパロディにしれっと出てしまう辺りが香港人気質というかね(^^;) お見事です

エディソン・チャンやアンソニー・ウォンも人柄を考慮すると こういうおふざけ作品には面白がって出てくれそうな気がしましたが 今回面子に加わっていないのはギャラの問題か もしくは収録時期がかぶっていた『頭文字D』出演のためにキャスティングが実現しなかったのか(あれ?ショーン・ユーも出てなかったっけ??)
まぁ 出演者が豪華過ぎたらC級パロは活きないのかも知れないし(笑)

エセラウ役も エセウォン役も エセマリー(オリジナルはカリーナ・ラウ)も本物の雰囲気を上手いこと醸し出していてなかなか笑えました 本人じゃないのがかえって可笑しかった

タイに実在したバレーボールのオカマチームを描いた映画『アタック・ナンバーハーフ』のパロディや ジョン・ウーの常套シーン「二丁拳銃」「飛び立つ鳩の群」「スローモーションの銃撃戦」などが出てきて 亜細亜映画全体をからかったパロディ作品になっていました

いやいや いやいや あれだけ国内外で評価の高い作品のお馬鹿パロディを 本人達が作っちゃうんだから香港は強ぇってんだ 海賊版じゃないからね 正真正銘正規の「パロディ版」なのです
 

『こどもの時間』2001年/日本

 


DiaryINDEXpastwill
kore |MAIL