カタルシス
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2005年09月09日(金)  大江戸千両囃子 

毎月恒例のハウジングメーカー打ち合わせ直行DAY 先月は単身乗り込みで冷や汗かきましたが今回は社員さん復活です ホッc-(^^;)
さすがの大手企業さんで 来週全社をあげての社員旅行があるそうです 行き先は沖縄なので 毎月某百貨店のコンサルのために沖縄出張していた社員さんに美味しい店やお得な地元情報を聞き出そうと群がる先方の女子社員さんたち 打ち合わせなんて1時間くらいで終わってたのに 2時間以上ミーティングルームを占拠しておりました まぁいいけどね 聞いてて面白かったし 女子社員さんたちみんな可愛いから(大手だから面接のときに綺麗どころを取るらしい)

三鷹のオフィスを後にして 中央線で帰社する途中 西荻窪で下車して荻窪方面へ徒歩でトコトコ 社員さんに連れられて日本蕎麦屋でランチになりました 帰りは荻窪から電車に乗りましたが 荻窪からの方が近いんじゃないのかな? ・・・逆歩きがイヤだったと言われればそれまでですが ええおごっていただきましたし天せいろ 昼からリッチなもの食べちゃったわんv
⇒●本むら庵(Yahoo!グルメ)

有名店らしいです その割りに自店サイトはないようですが ・・・老舗だからいいのかなネットなんて(苦笑)NYに支店があります 有名著名人御用達だそうです

14時頃帰社

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夕方

1時間早退して 劇団☆新感線主要メンバーが参加する SHINKANSENプロデュース公演 いのうえ歌舞伎『吉原御免状』を観に行きました!
18時開演なんで18時が定時の私はチケットが取れた時点でサクサク早退届けを出していたのですよ 毎度のことながらアッサリ許してくれる奇特な会社で良かったワ(^^;)

原作は隆慶一郎 エト ちょいアダルトな時代小説を多く書いている作家です 珍しく何冊か読んだことあります(幕末ものばかり)が 残念ながら今作は読んでなかった(苦笑)

舞台は徳川統治後間もない江戸初期の花街吉原 原作では二代将軍秀忠の時代らしいですが 舞台では四代将軍統治下という設定になっていました 色々真っ只中より舞台化しやすい部分があったのかも知れませんが そうすると主人公が宮本武蔵に育てられたって設定がキツくなってきやしないだろうか(^^;) さすがにここは重要な設定なので押し通していましたが

人里離れた肥後の山奥で剣と自然を相手に生きてきた朴訥な青年が 剣技の師匠の鬼籍入りを期に 遷都繁栄を誇る江戸の町の よりにもよって吉原なんぞを訪ねて来るところから物語は始まります

公儀の許しを得た「御免色里」である吉原が 元吉原から新吉原へと生まれ変わったその初日の夜 里の周囲には何やら怪しげな影がうごめき青年の足を止めるのだった

とかいう出だしですよ ハイ

吉原きっての太夫と持て囃された高尾太夫と勝山太夫が出てきます ご公儀側には剣術指南役の柳生一族 お約束通りこの一族の裏の顔「裏柳生」が主人公の敵役として登場致します うふふふv

普段はどんなときでも必ず笑いを絡ませる新感線 の舞台とは思えないほど真面目路線1本でした 何でも今回は「お笑い禁止令」が出されていたらしくおふざけは一切なし セリフの言い回し上笑いが漏れる部分は多少ありましたが 本当ほとんどふざけはナシでした でもこういう路線も見ごたえ充分なところがスゴイぜ 新 感 線 !

舞台が吉原なだけに艶っぽいシーンが何箇所かあり 見ていて「おおお そこまで見せますか・・・」ってなアダルトなやり取りが多々ありました 高尾で1回 勝山で1回 熊野比丘尼で1回 お子様に見せちゃイヤンな場面あり
でも いましたけどね何人か 小学生くらいのお子様が(苦笑) アレは子ども本人よりも連れてきた親とかが汗かくんだろうなぁ

最後の方で吉原に忍び込んでいたくの一が 主人公の青年に惚れた弱みで裏柳生を裏切って その報復に遭ってしまうシーンがあるのですが こーれが痛くてね! 女子としてあの拷問は正視していられませんでした アタシあと2回あれを見るのかと思うと 初回から既にナーバス入ります・・・orz

何って?

顔刻まれたり腰えぐられたり そんなものまだカワイイですよ 何が痛いってアンタ 焼きゴテ突っ込まれるんですよ! どこにって?訊くなよ!(泣) ギャー!もうそんなの死んだ方がましって思うよマジで!!勘弁してよホント〜・。(((ブルブル

・・・とまぁ この部分だけ喋っても相当大人向けだってことが 解っていただけることと思います

主要団員勢ぞろい 客演主演に堤真一 その他豪華客演陣には 藤村俊二 松雪泰子 京野ことみ 梶原善 等々

ことみちゃんぎこちない感じしてましたが 昨日が初日だし 仕方ないかなー 松雪さんはまーエラく綺麗で惚れ惚れしました 色っぽい! 梶原さんも何気に好骨漢の役だったし 唯一コミカルなテンションの役どころで頑張ってくれてました そして何と言ってもおひょいさん! あのご高齢で長丁場の舞台に立つとはスゴイ!と思っていたら

セリフぐだぐだでした(爆笑)

共演者やり辛そ〜う(苦笑)真面目路線なだけに笑って誤魔化せませんからね! まぁ まだ2日目ですから〜 残りの公演頑張ってくださいまし☆
 

『大江戸千両囃子』1955年/日本

 
 


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