カタルシス
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2005年08月19日(金)  初めから何もなかったみたいに夜になった 

今日は直行で打ち合わせ でも夜はBahahaのライブがあったので そのどっちにも対応できるような服装を心がけました 上黒・下白なだけですが 今年デビューのチューブトップを着ていただけですが(もちろん1枚上に羽織って)

いつもは社員さんと2人で訪問する月一定例の編集会議なんですが 今日は社員さんが出張で留守だったので 我が社側からは私一人の参加です ものっそい心細いです つか 普段議長みたいなことをしている社員さんがいなくて 通常通りの打ち合わせができるんでしょうか… いや無理だよ(断言)

そんな緊張のひとときを経て 存外あっさりと打ち合わせを終えてしまったので何だか拍子抜けなまま 帰りに書店で次回打ち合わせの資料用に本を1冊買って 三鷹からJRで新宿へ

新宿で降りてLOFTに立ち寄り 月曜までに用意するよう言われていた色上質紙を買おうとしたら品揃えが悪かったので 仕方なく新宿通りを奥まで進んで世界堂で5色ほど購入してきましたが 試し印刷用だったので各色5〜10枚もあれば良かったところ 最低小売数が50枚からで 5色×50枚=250枚を持ち歩く羽目になりました

重い!重いんだよ紙!! 折りしも外は炎天下 打ち合わせ&ライブ用にと小奇麗な格好でいたにも関わらず 太陽は万民に容赦なく照りつける訳で・・・

こんなお荷物を抱えて帰社するのはキツイ 最寄駅はどこも10〜15分は歩かなきゃならない辺鄙な住宅街にある事務所だし どうやって帰ったものか(考)

結果 新宿は地下道で移動をし西武新宿方面へ 地下街サブナードにある有機食材のレストランでオーガニックランチを食し そのままJRへ戻らずに私鉄へ乗車 1つ目の『高田馬場』で降りて そこから毎朝乗っているバス停へ こうすれば冷房のきいたバスに乗って事務所まで徒歩2分の停留所に着けるという寸法です 重い荷物も2分くらいなら頑張れます

計画通りの経路で帰社 戻ったら2時を回っておりました 午後から外出だった社員さんとは入れ違いで 社内に1人きり でも遊んでいてはライブに行けなくなるかも知れないので 大人しく真面目に働き通しました

そして定時の6時を目前に このままいけば21時過ぎ出番のライブには余裕で間に合いそうだったので 事前に友人と待ち合わせてご飯でも食べちゃおうか〜 などと浮かれ出していたところ 電話の呼び鈴が鳴り響きました

受話器を取ると長年馴染みのクリーニング屋さんです

「悪いんやけどチラシの原稿明日くらいで上げてもらえませんやろか?」
いつもものすごいボリュームの原稿を送って来て鬼のようなスケジュール押し付けてくる店なんで いやな予感してたんですけどね ラフのFAXを送ってから音沙汰がなくて セールの日程がいい加減差し迫って来ていたので 今回は諦めたもんだと思っていたんですよ それがこの時間になって連絡を寄越しやがった・・・

「え・・・ 明日はお休みなんですが」
うち土日定休の企業ですから

「あ〜 そうか でも月曜じゃ間に合わんし・・・ 何とか今日1回送ってもらえませんかね?」

「今日って これから作るんじゃFAX夜中になりますよ?」

「ああ全然構いません FAX自動受信できますし 今日送ってもらえば土日でチェックして月曜は朝一から修正できますよね?」



否! こ っ ち は 構 う ん じ ゃ い



断れ断れ!そもそも最初の注文のときから時間的にキビシイことは伝えてあったじゃないか! 断られても仕方ないんだよこのオッサン!

「やっぱ厳しいですか?」
「厳しいですね」

断れ

「そこをなんとか・・・」
「・・・・・・・・」

断れ!

「これさ〜ん・・・」
「・・・・・・・・」

断れ!!






「・・・解りました 真夜中になっても1回送るようにします・・・」





馬鹿!お人よし!!
残業手当もつかないのに
何で引き受けちゃうの?!orz





受話器を置いて一拍
昼からしきりにメールをくれていた友人たちに「ライブ無理かもしんない・・・」と重た〜い返信をしたのでした

まさか21時過ぎのライブに間に合わないなんて思ってもみなかったよ!チューブトップも着るだけ無駄だったネ
ここ数日間の鬱憤を春山さんで癒そうと思ったのに!
安ちゃんに慰めてもらおうと思ったのに!!
櫻井さんにトキメこうと思ったのに!!!
オカッチさんで和もうと思ってたのにーーーーッ!

号泣

ええ 結局終電間際まで無理やり残ってやりましたよ せめて送信時刻を見て向こうさんがビックリしてくれることを祈るさ いや無理かも知れんが チクショーめ

つか あそこで断れない自分の不甲斐なさの方がどうかと思うわ ああダメダメだ これ以上のさばらせては今後のためにならん いつかキレてやらねば(憤怒)
 

『言葉の灰』スプリングベル/鈴木ユウキ

  


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