カタルシス
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朝一の回の映画を妹と観に行く予定だったのですが 急遽とりやめになりました 理由は「本家の留守番を頼まれたから」
父は仕事 弟は行方知れず 母は午前中大学(彼女は数年前ここの夜間大学に通って無事卒業しています)で開かれる福祉士のための講演会に行くのだそうで 我々のどちらも掴まらなかった場合は祖母を同伴させて講演会に行く気だったらしいです 祖母は最近ちょっと痴呆の心配をされています
私たちにしてみたら正式な認知症というには症状が軽く「物忘れが激し過ぎる」程度の祖母ですが 毎月様子うかがいに岩手へ赴いている母にしてみたら甘い考え持ってんじゃねーよってトコなのか 実の娘だからなのか どうにも扱いのぞんざいさが気になります
わけの解らない講演会に連れて行かれて何をするでもなく ただ終わるのを待っているだけなんて祖母が可愛そうだし 8割方正常でいる彼女に対してその所業は失礼なんじゃないかと傍目には思う訳です
福祉を学んだ人にしては無神経というか 人格無視に近いじゃないか
さすがに気の毒に思ったので 映画をやめて2人して本家を訪ねたら「あら2人とも来たの?片方で良かったのに」とか言ってくださるし 祖母を目の前にして「2人で出かける予定があったんだよ!」とはもちろん言えないので 大人しく黙っていましたが ちょっとどうなのそれ?と内心ムカっときました
祖母はといえば 自分の家なわけでもないし今ひとつくつろげてない雰囲気で 申し訳なさそうにテーブルについている姿がションボリして見えました 母が出かけてしまうと お茶をすすりながらクロスワードを始めて「頭の体操をしなくちゃボケるからなー」と苦笑いしてる
な なんか切ないよ おばあちゃん!(ノД≦)・。
お昼過ぎ 1時を過ぎたくらいで学校から戻った母に「どっか食べに行く?」と尋ねてみましたがダラダラしてるだけで話がすすまないので 2人してプチキレ 「…帰るね 夜にはまた来るから」と言い残し自宅へ退散 驚くような手際の良さで2時半には家を出て 朝から行くはずだった映画館を目指し一路銀座へ向かいました おかげさまで4時半からの上映に入り込めましたよ
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そんな訳で 銀座シネスイッチにて『大いなる休暇』鑑賞
カナダ映画です でも言葉はフランス語 うぃ
まずはあらすじから ***** 人口わずか125人のサントマリ島。漁業で栄えたのも昔のことで、今やほとんどが失業保健のお世話になっている。そこに降って湧いたプラスチック工場誘致の話。必須条件は島に医者がいることだが、ここは長らく無医島のまま。そこで島民たちは、本土からやってきたドクター・ルイスに島に恋をさせ、定住を決心させるべく一致団結、涙ぐましいウソの数々を繰りだしていく。すべてはみんなの幸せのためだった。そして、何も知らないルイスは次第に島の暮らしに心が傾きだしていくが…(劇場公開フライヤーより) *****
オッサンしか出てきませんよ(笑) 若くて男前なのはお医者のルイスくらいで 他はのんびり気の良い島の男たちと その奥さん連中がいるくらい 郵便局で働く女性が若くて美人なのがエラく浮いて見えますが あのくらいないと見場が潤わなかったかも(^^;)
ほんわかドタバタ最後にホロリ系です 何ら期待を裏切ることも上回ることもありませんでしたが 島の人間の人の良さと 都会育ちのルイスが徐々に馴染んでいく様子は 解っていても微笑ましいものでした ついでに言うと多分ルイスの顔が好みです ノーマンとかコリン・ファースとかに近い系だと思います 一見クールでシャープな印象なのに笑うとエラくキュートに見えたりする そんな感じの人でした カナダ人俳優でデビッド・ブータンさん チェケラ
工場を建てるためには医者の他に人口200人以上という条件が出されるのですが それを確かめに島を訪れたチェック員を島民全員でだましにかかったり 老若男女が一丸になって必死の奮闘を見せるのが結構笑えました
ほんわか映画がお好きなら 可愛い作品だったよとオススメ致しますv 万歳スローライフ
『スローダンス』2004年/日本
帰りに銀座三越の地下で蚕豆の唐揚とサティのチョコをお土産に購入 前者は父のつまみ用 後者は我々含め食後のお茶用 なんか自分 銀座行くたびにサティでチョコ買っとるよなー…(苦笑)
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