カタルシス
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2005年05月08日(日)  わが家の問題 

母の日でしたが一日外出してました 友人が車を出してくれたので朝から日野に向けてレッツらゴー

今日は年に一度の土方歳三忌なのです といっても現地に着いたのが12時頃だったので読経も済んでいたし一通りの墓参客は焼香を終えた後で 菩提寺はいつになく閑散としていました そういえば毎年律儀に読経前後に来るから人の出入りがすごいんだよなぁ… 2時間違うだけでこんなに違うもんなのか

いや もしかしたら皆の興味はもう鎌倉や鞍馬山に移行しているのかも知れない(笑)

まぁ別に周りのことはどうだって構しませんが
自分らは自分らのペースで好きにやってます 昔からそんなスタンス
幸い去年のように雨天に悩まされるようなこともなかったので 設けられたままだった焼香壇を拝借して お焼香だけさせてもらって来ました

毎年簡略ですまんな歳

土方の墓所である石田寺(せきでんじ)を後にして 土方歳三資料館をチョロっと覗き見したところ やっぱりここも去年のような混雑具合じゃなかったので 数年ぶりに館内へ足を踏み入れてみることにしました

展示内容は変わっていませんでしたが 畳だった床がタイル貼りになっていた! 物販用の台ができていた! 茅葺き屋根の頃の土方家再現模型が飾られていた!
わおー 何だか地味に変わってるぞ?! っつーか自分一体何年間来てなかったんだよ(歳三忌には来てるのに)突然色々と懐かしくなりました
今日は兼定(土方の佩刀)も貸出中じゃなく ちゃんと展示されてました この刀と行商用の薬箱は 結構出張してることが多いのです

資料館といっても一般家庭の ちょっと広めの部屋程度なので すぐに見終わってしまい そこから「日野まつり」のメイン会場である市役所へ移動しました

駅からの坂道に差し掛かったところで扮装パレードの行列に出くわしまして 新撰組だけだと思っていたら 会津白虎隊がいたり 甲陽鎮撫隊がいたりして 思っていたより面白かったです
中にはトンガリ帽子にダンブクロ・詰め襟姿の鉄砲隊が錦の御旗を掲げて行進しているので「何で敵方がおるねん?」と思っていたら パレードの締めくくりにチャンバラというかドンパチというか 見世物があったみたいでした(見てない)なるほどそれで「敵方」がいたのか

ちゃんとピ〜ヒャララって笛吹いて小太鼓もタランタラッと叩きながら歩いてましたよ 軍囃ですよ(笑) おまけに横断歩道で信号待ちなんかの後 前の集団に追いつくために小走りになるときは突撃ラッパを吹いてました これには友人と2人で大ウケしてしまいました 全くもって洒落っ気たっぷりな西軍です
司令官「白ぐま」かぶってましたが白だと長州かな? 歌舞伎で頭ぐるぐるさせる鏡獅子の髪の毛みたいなやつです 当時は色で勤王方の雄藩がある程度識別できました

赤熊(しゃぐま)=土佐
白熊(はぐま)=長州
黒熊(こぐま)=薩摩

どうでもいいけど「こぐま」って可愛くない?(笑)

車を停めるために市役所の駐車場を目指してみましたが「空き待ち」の列が長蛇になっていたので 有料パーキングでもいいやーと思ってUターンしたら蕎麦処『日野館』を発見

「ああ!日野館がある!しかも定休日変わってるよ!!」
「マジすか?!」
大騒ぎで車を回すと「準備中」の文字が… えええ〜せっかく見つけたのにぃ(偶然だけど)諦めきれない友人が運転席を降りて店の中へ 営業時間中だったし暖簾も出ていたので 何で準備中なのか気になったんですよね

そしたら店員さんが出てきて「今日はもうとにかく人がすごくて〜(困笑)」そりゃあまぁ 今まで日曜定休でこの手のイベント時には営業してなかったし そもそもこの店 土方の姉夫婦の家で打っていた蕎麦をご近所さんに振る舞って評判を得たことから興った蕎麦屋さんだしさ 土方縁の店に他なりませんので

そ り ゃ 混 み も し ま す わ な

「今打ってますからもうちょっとしてから…」と言われたので その場は一旦引き車を置いてから出直すことにしました

そして数十分後 そう遠くもないところにパーキングを見つけて車を停めた我々は 運良く次の蕎麦にありつくことができたのでした やったね念願の日野館♪ ※写真日記も見てね〜

それから地元の産業祭を見て フリーマーケットをひやかして 4時過ぎには帰路につきました

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帰りの道すがら 杏仁豆腐の美味しい店に立ち寄ってお土産に4つ購入 母妹弟自分の分のつもり
一旦家に帰って妹と算段の上本家へ電話を入れ「お夕飯の準備はまだ?」と尋ねたら「まだ」と言うので

「じゃあ母の日だしご馳走しますよ お夕飯どこか行かない?」←一応候補を数店リストアップしてた
「行かない」

「…え〜と お夕飯はまだ」
「つくってない」

「父の帰りは…」
「いつもと同じくらい」

か 会話がつづきませんが母上様!!(^^;)

さすがの私もバカバカしくなってきまして 妹に「なんかものすごく行きたくないんだけど」と訴えたら「私もいやだよ」と返ってきたので もうお土産もへったくれもなく

「今日はそちらへ伺いません」

と言い放って電話を切りました
この状態 一体いつまでつづくんでしょうか〜?!(涙)・。

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DVDで『シューティング・フィッシュ』鑑賞
一応英国映画の棚から借りてきました 俳優も英国人ですが主演3人のうち2人が スチュアート・タウンゼントとケイト・ベッキンセイル(どっちも若!)なので 割とメジャーな面子といえば面子

シューティング・フィッシュってのは 釣った魚を撃つのは容易い(バケツの中の魚を狙い撃ちするイメージらしい)という言い回しだそうで 転じて「信じる人間は扱いやすい」=「騙せば落とすのは簡単」みたいな感じの言葉なんだって
米国でも言うのか知りませんが 英国では昔から使う皮肉った言い方らしい

ロンドンに暮らすジェズとディラン 孤児として育った彼らが それぞれの個性を活かして協力し合い 共通の目的を目指して金儲けしていくって話なんですが その商法が混じりっ気なしの詐欺行為

もの作りやITに異常な才能を持つジェスは頭脳は明晰なのにおっとりとした性格で天然キャラの英国人 一方のディランは数年前に渡英してきた米国人 文章読解ができない失語症であるにも関わらず喋りの方は口八丁の天才的口述師で ズル賢さとはったりにかけては右に出る者がない
2人はそれぞれの持ち味を最大限に生かし 架空のPCプログラムを金持ち連中に売りつけるといった手口で荒金を稼いでいた
その仕事?のアシスタントとして日雇いタイピングのバイトに来ていた女子医大生のジョージィは 詐欺まがいの行為に不審を抱きつつも 目的が「孤児院への寄付」と聞かされ 進まないまでも協力をつづけることになる

この3人を主軸にした騙し騙され合いがコミカルに展開されていくって感じでした ぶっちゃけ「気楽に見れそう」と思って借りて来た程度のものだったので 内容にあまり期待はしてなかったのですが 思っていたよりも二転三転した話になっていて 存外楽しく見られました

ケイト・ベッキンセイルはあんま綺麗じゃないです(苦笑)英国の学生役だから化粧っ気もあまりない しててもダサメイク(^^;) でも 若くてショートカットで爽やかで マドンナ的存在としては好感持てました
スチュアート・タウンゼントも若い若い!眉前カットでさえない青年の雰囲気ムンムンです だいたい“テクノおたく”ってどうなのよ そんな言い方してた時期なんてありましたか〜?(笑)ああでも毒気のないスチュアートは非常に可愛らしかったです 顔は相変わらず濃かったけどネ!
主演3人の最後の一人ダン・ファターマンは見た目には一番の二枚目さんでしたが あんまり印象に残らなかったなぁ 適度なハンサムって顔覚えづらいよね(^^;)ゞ 彼は劇中の設定同様米国人です 出演作も結構あるみたいなんですが いかんせん名前を聞きません アメリカンにしては洗練された印象で(米人にどんなイメージを持っているのか/苦笑)既に書きましたがルックスは悪くない でもカッコイイ人はある程度個性的か ありえないランクの美形じゃないと あの業界じゃ埋もれちゃうよねぇ… 残念無念

ブリティッシュ・ライト・コメディと評される部類の 軽快で楽しい映画です 言わずもがなの大団円ですが それまでの展開も結構面白かったので興味のある方はお試しください

テンポだけならトレスポに近い ビバ☆英国映画(笑)

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民放で『ホーンティング』鑑賞

たまたま見ちゃったんですが リーアム・ニーソンとキャサリン・ゼタ・ジョーンズ よく出たなぁ〜… ←総評

途中までは程よくスリリングでミステリアスで 面白そうな感じしてたんですが そういえば『ホーンティング』ってイイ噂聞いたことなかったなぁ… と思い出して 中盤辺りから心配になり始め 後半の力づくな展開には もうどうにでもなるがいい!って感じ? 半ば投げやりになって見てました

キャサゼタは綺麗でした 唯一の見どころ(おい!)
オーウェン・ウィルソンやっぱりウザい ダメだわ あの顔
リアム… うーん うーん 本当なんで出る気になったのか?
リリ・テイラーさん 熱演お疲れ様でした ←主演(え!)
 

『わが家の問題』1973年/北朝鮮

 


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