カタルシス
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2004年09月03日(金)  PINK-GRAYの 

夏休みにあてるためにもらった平日5日間の休暇をバラかして 今日のこの日にあてたのは 9月の初めに連休を作りたかったのと POWDERの初企画イベントがあったから
おまけに我らがVo.スージーのお誕生日イブだったものだから 有志で何かお祝いしてあげたいねと話が持ち上がり その事前準備がいるかも知れないので どうせもらえる休みならこの日にもらってしまおうと考えたのでした

午前中は普通に家のことをして 午後3時に友人2人と渋谷で待ち合わせ 美味しいケーキを用意したいと思い 駅ビル東急の高野フルーツパーラーで苺と生クリームのホールケーキを買いました 何気に高野です ひっそり豪華です

緊張しながらケーキを運ぶ中 会社からのコールが携帯に入りました 仕事がツメツメだから休み明けの月曜日は早めに出勤してくれろと そんな内容 実は今ちょっと色々立て込んでいるので こんな時に一日休みを取っている私は結構なひんしゅくものなんですが 用事があるんです! とかなんとか言って 休暇を強奪してきたのでした 嘘じゃないもん 用事なんだもん なので月曜の早出は断りようがありません… 鬱

道すがら本日発売の千綿ヒデノリ氏シングルを買いにHMVへ立ち寄り その際見つけた大看板にrickyとjoeの姿を発見!今年の初めに解散したDASEINの2人ですよ そういや先週から仮面ライダーのOPをrickyが歌っていて 看板はその曲の販促看板でした
あのユニットjoeも参加しとったんか!というかそれってDASEINプラスaじゃん(苦笑)同行の友人たちも彼らのことを知っているので 3人で苦笑いし合ってしまいました

さて ケーキです
マネージャーさんには事前にお願いをしておいたので クリームが溶けないうちにライブハウスまで届けに行って 本人に見つからないよう保管しといてもらうことになりました そこまでの間にクラッカーを仕入れ 誕生日のことを知らない人にも展開が解ってもらえるように簡単な説明を書いた小さなチラシを 友人の一人が作って来てくれて 任意に協力を仰げればとあれこれ気をまわしておりました

そんな準備を終えた後は 開場時刻までごはんというかお茶というか とにかく一休みタイム
会場のCHELSEA HOTEL のある坂を公演通りに向かって少し上るとすぐにある ニューヨークカフェにて これからのライブに備えます ここの生チョコは濃厚で んまい!(お茶がないと辛いくらいに濃ゆい!)
開場時刻までテンションを高めつつ 体力は温存するのでした 瞑想 瞑想(ウソ)

ケーキは渡したからもうOK 後は全てのバンドさんが演奏を終えた後に時間があれば ハッピーバースデーの歌を歌ってみたいなと 他のバンドのお客さんは参加してくれなくても POWDERの客や関係者・出演者は 協力してくれるんじゃないかと 淡い期待を抱きつつ それでも時間がなければ無理にはできないし 歌い出しがバラけてしまったら悲惨な結果になりかねないので ここもこっそりマネージャーとスージー以外のメンバーに もしできたら協力してもらえないかと 友人が事前にちゃんと持ちかけておりました

万一それが無理ということになれば 企画自体を流してしまっても仕方がない メンバーやライブハウスの側に迷惑がかかるようでは意味がないので クラッカーやチラシの用意が無駄になっても それはそれ 我々が些細な痛手を被るだけで済むのだから 潔く諦めよう そういう取り決めだったのです

さて問題はクラッカーを配るタイミングです POWDERのお客さんに渡すのは良いとして 他の方に早く渡し過ぎるのは失礼だし かといってギリギリになっては対応ができません 何しろ実働している人数はほんの数名でしたから…
結局 本日招待されているゲストバンドさん2組が バトンタッチをする辺りから 少しずつ目立たぬように クラッカーにチラシを添えて 手渡す際にはかいつまんだ説明もして「できればご協力お願いします」と友人達は頭を下げてまわり 私は後方にいた顔見知りにクラッカーを配りながら「POWDERの時には前に来て盛り上げてもらえると助かります」と これまたお願いしてまわります

そしてイベントは佳境を迎え 進行役のMr.ITAGAKIさんの面白いトークと カッコイイ招待バンドに支えられたステージへ いよいよ真打ちPOWDERの登場です
クラッカーはまだ少し余っていましたが もうさすがに配って回る余裕がありません

POWDERの演奏をホールの中間辺りで聴いていた私を 何人かの人が追い抜いて前の方へ移動して行くのが見えました あの人達POWDERのお客さんかな?
終盤に近づいた頃 ポンポンと肩を叩く手に振り向いた私に 「クラッカー余ってる?」とニコやかに声をかけてくれたのは 1組目のバンド『ラクライ』のスタッフぺんぺんさん 実はグルタミンのライブでお互い客として面識があって 今日のイベントに『ラクライ』が呼ばれたことを一緒に喜んだ仲でした
「ありますよ?」と持っていた袋を広げて見せたら「じゃあ少し頂戴」と数個ひっつかみ 身内の方々に配ってくれました 「わあ!ありがとうございます!」慌ててお礼を言う私 これで残りのクラッカーは2・3個となりました

演奏が終わって一度メンバーが引っ込んだ隙を狙って 先程私を抜いて行った人達の元へ 「すみません…」と近づいて声をかけると 存外快く企画を了解してくれました これで手持ちのクラッカーは残らずハケました(自分の分も残らなかった/苦笑)

後は時間と 歌い出しのタイミングですが アンコールに応えて出てきてくれたメンバー達 さなやんとクリさんが口火を切って「明日はこいつの誕生日なんだ」とみんなに言ってくれました
…お? 音頭取ってくれるんだ?!(喜)
更にはハッピーバースデーの伴奏をさなやんがベースで弾いてくれたので チラシを見ていない人にも事の展開が読めただろうし 歌い出しも声合わせに関してもノープロブレム♪
ここまでメンバーが協力してくれるとは正直思っていなかったので 有志一同大感激 ありがとうみんな〜(感涙)

ぶっちゃけるとワタクシ個人的には 何から何まで先頭に立って頑張っていた友人の努力が報われたのが何よりも嬉しくて 何度も何度も心の中でメンバーやマネージャーさんに「ありがとう!」と繰り返していました

何だかちょっとテレ隠しな文句をたれたりしてましたが スージー本人もまんざらではない様子だったし ぎこちない部分もありましたが 滅多にない機会だからと 思い切って企画に参加して良かった!と 思いました

テンション高くアンコールを終えて 心地良い余韻に浸りつつ 家路についた夜のお話
みんなみんなありがとう そして おつかれさまでした

『ホテルチェルシー』POWDER

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帰りがけ 欲しい様雑誌を探しに再びHMVへ寄ったものの 目当ての雑誌がなく断念 ポール・ベタニーが表紙になっている英国版『Esquire』が買いたかったんだけどね… ガックシ
 


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