カタルシス
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夏休みとは別に休みを取って 歌舞伎座で『納涼歌舞伎』観て来ました!
本当は第3部の『東海道四谷怪談』が観たかったんですが チケットが取れなくて… 1部は若手メインだったので別にいいやと思って 昼の2部と夜の3部にダメもとでe+のプレオーダーかけておいたんですよ そしたら2部だけが当たっちゃったと
う うわーい…(本命は3部だったので微妙な盛り上がり)
で さっさと休暇申請を出して いざ!と思っていたのに 一緒に行ってくれる相方が見つからず… そりゃそうだよね8/17なんて普通 盆休み明けたばっかだっつーの(涙) 1週間前になっても誰もつかまらなかったらオークションに出すか?とすら考えていたら 一人心の広〜い友人が切羽詰った誘いを快諾してくれまして 諸手を振り上げて喜んだのでした
ちなみに プレオーダーでのチケットなんで良席なんですが その分お高く… @¥11,550(汗)自分的には更にe+の手数料とか送料がかかってるんですが とてもそこまでは請求できず 「い 一万 一千 五百 五十円なんだけどいくらかは勉強しますんで… いくらくらいなら出せそう?」と訊いてみたら 「そのくらいなら定価で引き取るよ(笑)」とのお言葉!
ぶっちゃけ有り難ぇえ!! 観劇貧乏になるところだった!(もうなっとるちゅーねん)
そんなわけで昼に銀座で落ち合って 最近見つけた中華ダイニング(不二家の裏手B1F)でユルリと昼食をとり 開演に間に合うように歌舞伎座へ向かいました
夏休みのある学生でもなければ平日の真昼間です そんな日に歌舞伎座来れば年配マダムに取り囲まれて然り お手洗いに並んだら「私は洋式でないとダメなのでお先にどうぞ」なんて和式の個室を譲られて(苦笑)ああ そういうお年頃ですよね などと内心思いながら 頭を下げつつお先させて頂くのでした
チケット片手に席を探す
番号からして随分と上手側だなぁ と「わ」列を目指します 「いろは」順だから前から13列目くらいですか? プレオーダーっつっても後ろの方だな と思ってたんですよね まぁ1階ですから充分良い席なんですが
ところが 席を見つけてビックリ 何と花道にピッタリくっついた席 でした!!
ぶ ブラボーッ!e+!! (ゲンキンな奴)
ここで これから観る2部の出演者を紹介しておきましょうか 三津五郎・勘九郎・扇雀・橋之助・福助・染五郎・孝太郎・児太郎 etc
1部が染五郎を筆頭とする若手役者 3部が勘九郎を立て役者に据えた玄人組で構成されている その間をとったオイシイ面子なのです♪ しかもこれらを花道の脇で見られる至福v 買って良かった〜 納涼歌舞伎!
演目は『蘭兵衛物狂』『仇ゆめ』の短編2幕です どちらも見せ場だけをピックアップした“納涼”用の構成
蘭兵衛の方はアクロバティックな殺陣のスリルが楽しめる 派手な立ち回りが売りで 仇ゆめの方は花魁に懸想したタヌキが 舞いの師匠に化けて嫁取りに来るという“化け”ものです
個人的にはタヌキの話の方が面白かったです ラストが可哀想な終り方なんですが それまではメチャメチャコミカルでキュート!ちなみにタヌキは勘九郎で 恐ろしくハマり役でした!! 夜にはお岩さん演るのに あんな動いてスタミナもつんかいな?!と思ったくらい踊ってました
蘭兵衛は三津五郎が主役で飛んだり跳ねたり大立ち回り 三津五郎も橋之助も孝太郎も花道歩いてくれて超至近距離で見られたし 児太郎ちゃんは何度も行き来してくれて可愛いのなんの!←まだお子様
思っていた以上に堪能して帰って来ました
ガイドなしでも話してることが解って自分でも意外 もちろんあらすじはパンフレットを買って事前にさらっておきましたが 納涼なんで特別だったりすんのかな?
そうそうパンフレット! 文楽の床本のような台本がついていたら助かるなぁと思って買ったのですが 残念ながらそこまでのものはなく 簡単なあらすじがあるのみでした しかも一冊1600円! 文楽は床本がついて600円だというのに!倍額以上ですか?! ぐわ 歌舞伎って金かかるなぁ〜(今更) そして台本がなかったため 役者の台詞は解っても 義太夫の謡までは半分程度しか聞き取れず「やっぱりね(苦笑)」な私なのでした
来年も面子を見て良ければ取ってみよう できれば次こそ四谷怪談!
『銀座カンカン娘』1949年/日本
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元チェッカーズのクロベエ(ドラム)が死んじゃったよ… 舌癌だったらしいスね 全盛期当時は一般の子供らしくチェッカーズ好きだったんで 何か物悲しくなっちゃうな ショボ〜ン・。
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