カタルシス
DiaryINDEX|past|will
本日は松ヶ下氏のマンスリーワンマンライブ『月刊松印』の初回(1月号)
奇跡的な番号のチケットをGETしていたので 何が何でも開場時刻に間に合わなくてはイカン訳で 17:30の定時に飛び出して開場の18:00を目指そうというのだから 当然ながら猛ダッシュ(汗)
直線距離にしたら目と鼻の先な場所なのに 電車で移動しようとすると JR1駅・営団地下鉄1駅・乗り換えて2駅という 実に面倒な道のりを辿らねばならず ロスの多さにイラつくやら焦るやら… もしどっかで車両故障とか人身事故なんかがあったら一発でダメになるな〜… なんて縁起でもないことを思いながら 何とか会場最寄の駅に到着 時刻は17:56
間に合いそうだ!(嬉涙)
会場に着くと裏道には既に列ができていたので 中に加わろうと近寄ったら「これさん?!」と声をかけられた 目を向けると久し振りのライブ仲間が姉妹で揃って並んでいる
「おー ひさしぶりー♪ ところでここは何番?」と聞くと 「1*・1*番」との応え え マジで?私と連番じゃん!
という訳で 私のチケットは偶然にも彼女らのひとつ前の番号だったので 並んでいる最中も入場してテーブルにつくときも 3人一緒にいることになった 最近ブルーム関係は一人が多かったからちょっと嬉しいv
彼女らとはブルーム最盛期の頃に知り合い 諸所のイベント等で一緒に動いたりしていたという関係だったが 毎回特に約束して集まっていた訳ではなくて 今回のように会場で見かければ合流する といった割とアッサリしたものだった というのも彼女らは常に姉妹でワンセットだったし 千葉の奥のほうに住んでいるので来る時間・帰る時間が我々とは微妙なズレが生じる そして当時は2人ともまだ学生さんだったので 経済的にも行動が狭まってしまうといった事情があった
今では2人とも仕事をしているし 服装や持ち物もすっかりお姉さんになって(笑) 何だか時の流れを感じてしまう
積もる話とやらに華を咲かせている最中に 妹の方が唐突に 「それにしても これさん変りませんね 若いままっていうか…」なんて言葉をくださった
それは褒めてもらっているのだろうか? それともガキっぽいままだってことなのか?(苦笑)
実際 仕事仕様の服装ではあったけれどスーツ等ではなく OLといった感はない至ってラフな格好をしていたし 目に見える化粧もしていないから どう頑張っても大人っぽくは見えないだろう(^^;) 髪型も伸ばし途中のにわかショートボブで 色気とは無縁の姿をしているに違いなかった
「それにひきかえ○○ちゃんは大人っぽくなったね〜」と彼女に返しながら 自嘲の笑いを抑えられない私
そうこうしているうちに 予定時刻を5分ほど過ぎて 松ヶ下氏がステージに姿を現した
本日のライブ 結論から言わせて頂くと
落第点
正月に風邪をひいたと言っていたから もしかしたらその余波がまだ残っているのかも知れないけれど 前回(11月)に聴いたときのような声のノビがない ゲストを呼んでデュエット&セッションをした時も微妙にハモってないし 歌の途中で笑い出す始末(ゲストさんの歌がコミックソングだったため) 観客である我々が笑うのは許されても 演奏者である君が笑っちゃダメだろ! 例え笑いが込み上げてきても抑えて演奏すべし! 松氏につられて自らも笑ってしまったゲストさん曰く「98年にデビューしてから演奏中に自分で笑ったのは初めてですよ(笑)」
その真意を 汲みたまえ!
インディーズ落ちしていようと お金を取っている段階でプロなんだからさー 締めるところは締めないとダメだよ…(ガッカリ)
と言ってはいるものの 全部が全部悪かった訳でもなく 「日本の名曲/主に私の中で」のコーナーで歌った森高千里の『渡良瀬橋』というセレクトや 「松ヶ下緊張メカニズム解析研究所」と銘打たれた即興のコーナーで 観客からその場で出されたお題をテーマにピアノ曲をサクっと作ってしまう技術には 心を込めた拍手を贈りたい
「俺ヘビーローテーション」で紹介したベートーベンの『月光』と演奏した『悲愴/第二楽章』はさすがの指さばき 話をしながら『月光』の一部をサラっと弾いてみせた時は ピアノに耳を寄せて演奏するゲイリー・オールドマンの姿が脳裏に浮かんだ(←『ベートーベン不滅の恋』っつーのに主演してるのサ) 『山手線新宿駅のテーマ』をアレンジして弾いたのも面白かった アンパンマンやサザエさんの主題歌をアレンジしたり ロシアのクレイアニメーション『チェブラシカ』の中からワニのゲーナの曲を抜き出してみたり 着眼点が変っている その辺は不変的にラブ!
2月の分のFC先行申し込みをしなかった私だが 今回の問題点をクリアして 諸々のコーナーを充実させていけるなら なかなか期待大な企画じゃないかと 思ったのだった
でも 毎度のことながらアンケートの歯に 衣は着せない
『電車に乗って』松ヶ下宏之
DiaryINDEX|past|will
|