カタルシス
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2004年01月22日(木)  オー!ブラザー 

昨夜友人から唐突に誘われて「*pnish*(パニッシュ)」という男性4人から成る演劇&ダンスユニットの 芝居を観に行く事になった

場所は赤坂シアターV 初めて行く劇場だったが 事前に調べた地図のお陰で労なくたどり着けた 入口で待っていてくれたその友人と ゆっくり会うのは去年の夏以来である

彼女が1年ほど前からこの*pnish*にハマっているのは知っていたし 今までも何度か彼らの公演に誘いを受けてはいたのだが 毎回昨夜のように「明日ヒマありませんか!」とか「週末芝居行きませんか」など とにかく急な声かけをしてくるので 大抵がスケジュールのすれ違いで断念せざるを得ぬ状態だった もうちょっと早目に誘ってくれてたら もっと早く彼女イチ押しの ツッチーこと土屋裕一さんを見ることができただろうに…(苦笑)

本日の演目は『パニック・カフェ』
メンバーの4人に加え他ユニットからのゲスト出演が1人 それぞれが銀行強盗の兄弟・喫茶店のウェイター・雑誌記者とカメラマンに扮し 5人で織り成すアクションありコメディあり 最後はホロっと泣かせる王道展開のお話で 解釈に悩むこともなく 単純に楽しんで観られる舞台だった
芝居の後にはダンスの時間があって ストリート系のダンス(実際に路上でダンスして公演の宣伝をしていたりもする)を披露してくれた まぁ 微妙に専門外っぽくも見えてはいたのだが(苦笑)

公演後は出口に出演者全員が並んで 帰るお客さん一人一人と握手をしていた 握手の要らない人には別の通路が確保されていて どちらを希望する人にとっても良心的な配慮

物販ではメンバーの写真等が売られていてちょっとしたアイドル風情である メンバーは皆若く造作の整った顔に引き締まった体型の人ばかりで 見れば観客は女性が9割強を占めている様子…
「風情」ではなく本当にアイドルなのか(苦笑)

友人イチ押しのお兄さんは4人の中で一番ダンスのキレが良くスリムで長身 見栄えのする好青年だった 声が高めで軽いのとおデコの自己主張が程よい崩しになり とっつき易く感じさせる

イイんじゃないでしょーか(笑)

個人的にはアクロバティックな動きを見せてくれた ゲスト出演の新田さん(from.ACファクトリー)が良かったかな 身長160cmと言っていたけれど あの身軽なカッコ良さで充分カバーしてた っつーか私 身長とかあんま気にしない方だしな(笑)

19時からの公演を観て21時には開放 劇場近くのカフェで友人とその旦那さん+友人の友人2人+私の計5人でダベりに突入 取り留めの無い話で盛り上がり 途中店の前をメンバーたちが通り過ぎるのを見かけたりしながら23時まで赤坂に居座った その後は「千代田線」利用組と「丸の内線」利用組とに分かれ(と言っても丸の内は私一人/苦笑)解散となる



赤坂見附の駅まで一人黙々と歩く中 24h営業のはずの「吉野家」が灯りを落としている店舗の前を通り過ぎる 入口には「しばらくの間 夜10時までの営業とさせて頂きます」の張り紙がしてあった

何だかちょっぴり切ないな(苦笑)

『オー!ブラザー』2000年/アメリカ


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