カタルシス
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オーストラリア映画『タップ・ドックス』を観る 2000年の作品にしては古っぽい作品だし 俳優にも知ってる顔はナッシング 完全なるオーストラリア産のようだ(苦笑)
タイトルからも解る通りタップダンスの映画だったんだけどね 青春ものっていうか 一人の女の子をめぐる兄弟の確執だとか 夢と現実に揺れる親子関係とか 職難による貧しさから小さな犯罪に手を染めていく様子とか 地元ギャングとの小競り合いとか タップに新たな望みを賭けていく若者たちとか 大小さまざまな色んな事柄が 絡んで絡んで 絡ませ過ぎじゃねえ?ってくらい絡んでて メインがどこなのか見失いそうになる程の盛りだくさんさ
とどのつまりは“タップに打ち込む青春群像”と“家族は大事だよ”ってのが主題だったのか?っつー話
タップダンスに関しては 実際に日本公演も行ったシドニーシアターカンパニーの世界的ヒット舞台「タップドッグズ」の映画化 ということでなかなか見応えがあった
劇中で披露されていたタップショーを実際に観てみたいと思ったし 単純にタップダンスを習ってみたくもなった その点では良く仕上がった作品であると思える
でもねー 何か半端な印象が残っちゃうんだよねー 勿体ないねー ちなみに 主人公の青年の兄が結構好みの顔してた(笑)
---------------------------------------- 夕方から『独眼竜政宗』の総集編を見てしまう この時期のNHKはこんなんばっかだから困るっての!(泣) 私が渡辺謙にハマった切っ掛けの作品だよ やってたら見ちゃうだろ?!ってんだ
若くても彼の表情の強さは今のものと変わらなくて 隻眼なのに いや 隻眼であるが故の眼力が強烈に伝わってくるこの 「政宗」というキャラクターは 当時の彼だったからこその適役だったと思うし この抜擢がなかったら『ラストサムライ』でのゴールデングローブ賞ノミネートなんて 有り得てないに違いない
17年前の政宗と 今の勝元は それぞれ“その時の渡辺謙”でないと 充分な魅力を発揮できていなかった絶妙な配役だったと思う
私生活で色々と噂されている彼だけど 役者としての彼に惚れているので 仕事ぶりさえ良ければ別に文句はないんだ もちろん素の人柄が良いに越したことはないけどさ どっちかしか選べないなら 一ファンである私が選ぶのは“役者の顔”に決まってるじゃん
そんなのノーマンにだって同じこと思ってるし 役者ってそういうもんなんだろうし
ねぇ
『Cool Bop』Bahaha Orchestra
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