カタルシス
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2003年12月29日(月)  もういくつ寝ると 

いい加減年賀状を書き始めた 印刷だけは仕事の合間に済ませてあったので 住所とひと言メッセージを入れるだけだが 今まで全然放ったらかしだったので そろそろヤバかろうと(苦笑)

夕方 宛名書きを続けながら1997年末にTV放映された『踊る大捜査線』の再放送SPを見てしまう 当たり前だが皆が若くて面白かった 仲間由紀恵や伊東英明がゲストっぽく登場していたが EDテロップを見たら“その他”扱いで名前を流されていて まだこの頃は本当に下っ端だったんだな と妙な感心の仕方をする

深夜になって『プリティ・ブライド』がやっていて たまたまプロローグの部分にチャンネルを変えてしまったものだから そのまま最後まで全部見る羽目になった

結婚式から逃げ出す癖がある花嫁って設定もスゴイと思うが それを同じ町の中で繰り返しているというのだから 花嫁は信じられない神経の持ち主だ 置き去りにした元婚約者達とは友人関係を保っているというのにも驚く 「式から逃げたい」以上に「町から逃げたい」と普通なら考えそうなもんだが… 米国人にはあれが普通なのか??(んな訳ねーだろ)

そしてまたこの作品も「惹かれた」ポイントが伝わりづらかった

珍妙な花嫁の取材を続けて彼女の実像に迫っていった記者が その彼女に惹かれていくのは解るんだが 彼女の方が彼に惹かれる動機が弱すぎる 「ここか?」と思ったのは 本当の自分を見ようとしている彼の眼差しに気づかされたとき だったが それだって4人目の相手との結婚が決まっていた上式まであと何日 というタイミングな訳で そんなポッと出の第三者に 今まで交際を重ねてきた相手が負けちゃうの?みたいな その辺りを覆すほどの強烈な愛の開眼は 見られなかったので ヒロインがただの「惚れっぽい女」に見えてしまった

本当は彼女にも色々な事情があって独りで悩み苦しむ奥深い人間なハズなのに 勿体ないというか ツメが甘いというか… ジュリア・ロバーツとリチャード・ギアのカップルが成立すりゃ何でもイイんか?! と思わずにいられなかった
おまけに吹替の飯島直子のヘタクソさが気になって気になって!ギアの吹替だった磯部勉も元々声が好きな俳優だったのに吹替はぎこちなさが耳についた 畑が違うってことなのか…(黙)

ああ でも終盤で 今までの自分を改めて新しいステップを踏み出す彼女と 最後のプロポーズは良い感じだった


終わり良ければ〜 の典型か?(苦笑)

『お正月』滝 廉太郎


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