カタルシス
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『ブリジット・ジョーンズの日記』を観た 原作は英国のベストセラー小説で30代の独身女性の内面や外面が赤裸々に 且つコミカルに描かれている 主演は『CICAGO』のレニー・セルヴィガー
英国女優ではなく米国人のレニーを起用したことは賛否両論を巻き起こしたようだが 敢えてこのキャスティングを貫いた製作側の期待に応えたレニーの体当たりな姿勢は 原作者にも好意的に認められたようだ
必死にイギリス英語を覚えようと頑張っていたらしい彼女はテキサス出身 痩せッぽっちと言われる体形をこの映画の為に10kg増やしたというのだから 気合いは汲むに値する
相手役には英国を代表する2人の俳優ヒュー・グラントとコリン・ファース 2人の男性に惹かれる主人公ブリジットの様子はよく伝わるのだが 相手の2人が彼女に惹かれた要素がイマイチ解りにくい どの瞬間の彼女にビビッ(笑)ときたのか インパクトが全然なくて なんで?って感じ ポッチャリ体形でタバコと酒をあおる様子には 年齢的に近しい存在として思わず目を覆いたくなった 本当よくやったよレニーさん…(苦笑)
物語は年頭 ブリジットの決意表明から始まり 日々の出来事を日記に綴っていくことで場面が展開されていく 独白系の映画だ 最終的にはハッピーエンドで お気楽に観られるハリウッド作品に仕上がっていたのだが 最後のシーンで下着のまま外に駆け出すブリジットの姿だけは どうにも気持ちが良くなく
「やめてー!頼むから何か履いてー!せめてロングコートを羽織ってくれー!!」
いくら映画でもあんなんありえへん 絶対して欲しない
恥ずかしくて正視できなかった…
『Slfish』N.U.
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