カタルシス
DiaryINDEXpastwill


2003年11月23日(日)  シザーハンズ 

午前中 集合住宅の排水管清掃が回ってくることになっていたのでどこへも行かず自宅待機
訪問予定時刻の10時を気にしながら洗濯機を回す

ラジオを聞きながら停滞していたHP作りに没頭していたら清掃員がやって来た 作業は10分足らずだったが解っていたこととはいえ他人を家の中に入れるのは緊張する 相手が男性なら尚更に 豪気な部屋の状態を見られるのに後ろめたさが残る
まぁ 他人だから気にすることもないのだろうが 作業が終るまでの僅かな時間が居辛かったのは確かだ

妹がイラストレーター(Adobe社のソフト)の使い方を教えて欲しいというので少しばかり教授する それを生業にしているのだからある程度使えて当たり前なのだが妹がエラく感嘆するのでちょっといい気になってしまった(笑) おだてられて伸びるタイプのあたし(叱られると潰れるタイプとも言う)

その礼にと 昼は妹がサクっとパスタを茹でてくれた 私といえば何も手伝わずに自分の作業を再開し「できたよー」の声で食卓につく なーんか贅沢なひとときv バジルソースが美味でした御馳走様

友人と映画を観る約束をしていた妹が出かけた後 しばらくHP制作作業を続けていたが 突然思い立って髪の毛を切りに出かけた
ここ8年くらいずっとショートにしていたのを最近少しだけ伸ばしている と言っても前髪のみで後ろは相変わらず「可能な限り短く!」という注文を出し続けているのだが…(^^;)

前側の髪を伸ばし始めて1年くらい? やっと側面の髪が耳にかけられるようになってきた が 前髪も同じ長さなので少々ウザい 横の髪は耳に止められても前髪はあと一歩というところで長さが足りないから 目の前にバサバサと落ちてくる ブローやワックス類で抑えた程度では長い時間持ち堪えないので 家にいるときはバンドで止めたりしているが いい加減鬱陶しく思っていたのが限界にきたという訳だ 思い立ったが吉日とばかり近所の美容院へ自転車を走らせる

妹が帰って来た頃には 元通り机の上でパソコン作業をしていたので
「ずっと家にいたの?」と尋ねられた
「髪切りに行った」と応える私の頭には 昼間と同じヘアバンド

「見せてよー」とバンドを外されたので わしゃわしゃと髪をかき混ぜてついたクセを直して見せると
「ああ本当だ短くなってる!」の声 前髪を切ってきたのだ

「なんかさーオバさん臭くない?」と聞いてみたら
「いや むしろ若返った」と言われた

「それはガキっぽくなったと いうことかね」
-間-
「お茶でも入れますか!」


…そうなんだな? 妹よ



今さら悔やんだところで切ってしまったものは仕方がない
紅茶でも飲んで忘れてしまおう

「ホントに可愛いってば」
「はいはい どうもありがとさん(苦笑)」

『シザーハンズ』1990年/アメリカ


DiaryINDEXpastwill
kore |MAIL