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■ 思い出したので書いてみる。
6月から新しい担当区を回っておりますが カニに遭遇する事が多いです。
だいたい日に3匹のペースです。 みなとです。
たまに轢きそうになります。
そういや春先はヘビをよく見かけたなぁと 実家で母君と話していたのですが。
「ヘビでいつも思い出すんだけど」と母君。
「子供の頃家に生えてた柿の木に登って遊んでたら そこでヘビとばったり向かい合った事があるのよ。 よく落ちなかったなぁと今でも思うのよね」
山村育ちの母君からは たまにこういうエピソードが飛んでくるからあなどれない。
「そう言えばお父さんもね」とまだまだ続く。
「河沿いの石垣に登って遊んでたら 隙間の穴にいたヘビと バッチリ目が合った事があるんだって。 これもよく落ちなかったわよね」
…ひょっとして ヘビが原因で私が産まれてない可能性があったのでしょうか。
「でね、ウチのお父ちゃんもね」 と母方のじーちゃんの話も飛んできました。
「私が子供の頃 用水路にいたヘビを 『あれはウナギだ!』って 捕まえようとしたことがあるのよ。 それまでウナギなんか食べた事も見たこともなかったのに なんで急にあんな事言い出したのか… 今でも不思議なのよね」
じーちゃんは15年も前にいなくなってるので 真相はわからず仕舞いです。
夕方 父君が帰ってきました。
「父君。こっちのじーちゃんはヘビの想い出はないの?」
「ヘビはないぞ。 注射はあるけど」
?
「親父は注射が大嫌いでなー
入院中に病室から逃げたもんだから 日赤で全館放送をされたことがあるんだ」
うわ。 衝撃の事実。
いなくなってもう20年ちょっと。 戦中戦後 父君含め6人の子供を纏め上げた 子供心に厳しかったあのじーちゃんが。
あまりのギャップに母君と大爆笑。 付き合わされたばーちゃんも大変だったろうに。
「あまりに逃げつづけるもんだから医者もさじ投げてなー。 まぁそれでちょっと早く死んでしまった訳なんだけど」
うん。 命より注射から逃げる方を選んだじーちゃんは それはそれで潔い。
しかし じーちゃんがいなくなる前にそれを知ってたら 学校の予防接種受けた後に 自慢しに行ったのになぁ(苦笑)。
2006年07月25日(火)
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