木村良平さん出てるんですね(三角関係のあて馬役)。BLでは珍しいな。 2枚組で、前半は幼馴染の小学校〜高校までの話で、切なくて悶えます。
しかし後半。 ヤコ先生がいい人過ぎて、主人公たちがいい雰囲気になりそうな時(ヤコ先生が振られる…!)と思って胃が痛かった。 ヤコ先生がなつめのこと「いい子」って言ってたけど、ヤコ先生こそいい人よ!
その後、フリートークで主役3人が「是非やこ先生の後日談を凪良先生に書いて欲しい」って言ってて、考えること同じ! (後で調べたら、続編出てるんですね)
木村さんがフリートークで「BL初めてだけど楽しいね!」って言ってたけど、ハイテンションのおネエという、神永とは全く別のキャラになってて、声優さんすげえって思いました。
時生が虐待されてるの、大人が見て見ぬ振りって酷いよな。 けど、なつめの母ちゃんが真っ先に行って、時生の父ちゃんをボコったら、二人の恋が始まらないから、しょうがないのか?
それにしても、凪良さんは、主役二人のどっちかに恋人がいて、なかなか別れられないみたいな話多い?
前半の小学生〜高校生の二人は好きなんだけど、 後半の社会人編、なつめの好感度が下がる。
時生に彼氏いるの知ってて、世話になり、理由もないのに東京に居続け、 (母子家庭なんだし、料理の専門学校に行くか、地元に帰って就活した方がいいんじゃ、と思った。大きなお世話かもしれないが) 「お前はマンガ家として成功してるけど〜」と、時生と比べて自分を卑下するし。 まだ若いんだから、色々チャレンジしようよ!
ヤコ先生と時生がまだ別れてないのに、泣きながら「好き」って言っちゃうし。
上京前に「一回だけ」と言われて、やっちゃうのもビックリだ。 この時点では、なつめは時生のこと好きじゃないよね!?
そして、二年たって「やっぱり時生が好き」って自覚するのを、ナレーションでサクッと済ませてるのも、ええ!? と。 原作だと、もっと細かく心情書いてあるのかなぁ。
でも、CD二枚分のボリュームで、もだもだする二人の心書いてあるのが面白い。
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