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やすみ日記
梅子
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2002年10月16日(水)
四月になれば彼女は

今日は休みだったので、家でのんびり過ごしました。午前中は、演劇集団キャラメルボックスのビデオを久しぶりに見ました。93年に初演された「四月になれば彼女は」
少し前に、日記で離婚の話とかしてたので、これを思い出して見たくなったのです。

二人の姉妹の元へ、15年ぶりに母親が帰ってくる…という話なんですが、「子が親を思う気持ち」が切ないまでに描かれていて、何度見ても泣けるんです。この親子の話と平行して、親が離婚した小学生の男の子も出てきます。両親は二人とも、彼を引き取りたいと願うんですが、彼は最終的に父親を選ぶんですね。でも、母親のことは「許す」と、「だって迎えに来てくれたじゃないか」って…。
そばに居てくれなくても親を想わずにはいられない子供と、子供を愛しながらもすれ違ってしまう大人。愛情というのは幻みたいなもので、信じるのは難しいんですが、でも、それなくして人は生きていけないのかも…と考えてしまいました。