2005年07月17日(日) |
【映画】スター・ウォーズ・エピソード3 |
……そうきましたか……。(−−) あ、すごいネタばれです。
アナキン、素敵すぎ! び、び、美形ですよね、彼。 あのナイーブなところもいいですね。 才能と精神のアンバランスさが、この悲劇を生んだのか、と思うと、何ともいえません。 今回、姫がずっと部屋の中で心配し続ける役割だったのが残念ですけれど、あまりあるくらいにアナキンがかっこよかったので、よしとします。
死の予兆から逃れようとして、死を招いてしまう……一種、予言の成就という少し運命のようなものを感じました。 ジェダイの精神にもっとも素直に従いながらも、すべてを自分の思い通りにしたい欲望も強く、能力があるゆえに、能力を認められないことに屈辱を感じてしまう。 愛への執着が、結局すべてを破壊することになってしまうのも、指輪物語にあるような宗教的な香りがします。 たとえば、映画ロード・オブ・ザ・リングのボロミアが、民や父を愛するがゆえに、指輪の誘惑に落ちるのに似ています。 アナキンも、まさに二つに引き裂かれてゆくようです。
ちょっと「へ?」だったところは、星間の移動がまるで隣の家にでも行くように早かったことかな? いくらワープがあるとはいえ、早過ぎない? 笑えたのは、オビ・ワンとヨーダの構えが、マトリクスの影響を受けて、ややカンフーっぽかったこと。 あと、リー様! あなたは、やはり【3】ではオープニングに退治される役なのですね? しかし、あの人がシスならば、弟子を見殺しにしたわけで……リー様、さすがに殺されるところが素敵過ぎます。
しかし……。 いつも不思議に思うのは、ダース・ベーダーは、ルークとレイアが自分の子供だといつ知ったのか? 知っていて、初作でレイアにあの仕打ちかい? レイアは死んでもいいけれど、ルークは助けるの? なぜ?(−−;
一緒に見ていた旦那が……。 「SWって、結局、ダース・ベーダー卿の一生って話だな?」 確かにそうでした。(^0^;
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