本日の感想文。

2004年12月26日(日) 【執筆ネタ】囲い?

最近、いろいろぐだぐだ書いていますが、思いつきのまま書いているので、気が変わることもありますが……。

小説作法について。です。

えっと、あまりこだわっていません。こだわっていませんが、とある人から指摘を受けて以来、いくつか訂正を施したことがあります。
また、作法と違うかき方をしている人には、とりあえずアドバイスしています。余計なおせっかいかもしれませんが、知っていてやっているのと、知らずにやっているのでは違いますから。

今回の作法の話題は、顔文字・(笑)(怒)など・★・♪などの使用についてです。あと、フォントなど。
これって、やって悪いっていう決まりはないと思うのですよ。
とはいえ、……とか!や? の後の一マス空けとか、それも、決まりといえば決まりだけど、どこで決めたものやら???? というところがあります。
私が小学校の時に習った作法では「なになになに。」と「」で括られた文章であっても句点が必要でした。
このような作法は、「世につれ」なのかも知れません。
ですから、今後は多用されるようになる可能性もあるわけです。

とはいえ、私は全然好みじゃないんですよね。
まず、顔文字がチラッとでも見えたとたん、その作品は読まないです。
なんだか、話がよくても面白くても、それだけで興ざめしてしまうんですよ。強く勧められもきっと読まない。

だからと言って悪いのか? と言えば、わからないんですよね。
そういう文字を好んで読む人がいるからこそ、顔文字ありの作品も存在するわけで。
だから、これは一種の【見た目での囲い】かなぁ? と思ったりもします。
つまり、顔文字を書いている作品は
「おそらくあなたの好みの作品ではありませんよ」
と、宣言してくれているようなものです。
逆に、いかにも重厚な文章を書く人も同じように
「ライトな作品ではありませんよ」
と宣言しているかなぁと。
まぁ、顔文字のほうが一発でわかりますから、標識としては優秀だと思われます。

文章にも第一印象って、とても大切だと思うんです。
パンクファッションしている少年が、実はクラッシクが好きでパンクは嫌いと言っても、誰も信じてくれませんよね?
「つきあって俺を知ってくれたら、それがわかるから」
などと言われても、ついあとずさりするのが、普通の人だと思うのです。

自分と同じ感覚の人に喜んでもらいたいならば、それもひとつの方法かもしれません。
顔文字や★などは、ある種の柵となって、一部の人の侵入を拒みます。
もしも、多くの人に読まれたいなら、作法と言われていることを破って自分の味を出す必要性を、もう一度考えてみる必要があると感じます。

……と、えらそうなことを言ってみても、実は顔文字だらけの文章が読解できないだけかもしれません。(^0^;


 < 過去  INDEX  未来 >


姫 [HOMEPAGE]

My追加