本日の感想文。

2004年11月20日(土) 言語って何だ?

フランスに行って6ヶ月フランス語を習ったら……。
自己分析フランス語の実力は、ビギナーのビギナー、中学1年生の4月の英語……程度?
まぁ、必要にかられて、のいい加減な勉強で身になるほうがおかしいという不真面目さでした。(^0^;

帰ってきてからは、英語に目覚めて勉強中。
とはいっても、もともと勉強嫌いなので、真面目に勉強しません。
で、受けたミニテストは、なんと35点中19点でした。(苦)
リスニングは80%のできでしたが、文法が0点。いかにも勉強嫌いがミエミエな結果です。
何でこのテストを受けたかというと、英語のレッスンを受けようとおもい、今のレベルを判定するためなのですが、まぁ悲惨ですね。
英語のレベルが上がったら、フランス語を勉強しようと思っていたのですが、いったい何時になるのやら……。

と、書けば、よほど私が『語学好き』に思えるでしょう。が。
実は、そうでもありません。(^^;

てんで語学は苦手だったし、さほどやる気もありません。
が、様々な文化・思想には興味があるんですよ。
で、異文化の空気を感じるには、実は言葉を理解することが一番いいような気がしてきたのです。
日本語との違いを感じるたびに、なんだか日本人ってものも見えてくるような感じもします。

複雑な言語を持つのは、どうやら人間だけのようです。
手話をするゴリラのように、動物と意思疎通させる方法はあります。
しかし、複雑な心情を伝えることはできないようです。

英語を勉強していると、同じ意味を伝えるのに何通りかの言い方があり、困ることがあります。
「どれかひとつにしてください(−−+」
と、真面目に思うんです。
が、最近になって「言葉って意思疎通の方法オンリーではない」と思うようになり、何通りの方法もあることが素晴らしいことだと思うようになりました。
外国の方に言わせれば、「日本人は、ひらがなかカタカナか漢字か、どれかひとつにしてください」と思うそうですが、どれが欠けても日本語っぽくないですね。

なんて考えてみたら、最近のギャル語を否定する人は「ギャル文化」を否定しているのかな? などと、極端なことを考えてしまったりします。
逆に、古き良き日本語を否定する人は、日本が積み上げて築きあげてきた文化を否定しているに等しいのかな……とも。
日本語を大切にしたい、日本語が乱れることを憂う……と思う根底には、自国の文化が駆逐されるという不安感があるのではないかなぁ? などと考えたり。

えーと。
多くの日本人は「フランス人はフランス語しか話せない」と考えているようですが、たぶん、パリに関していえば、けっこう英語を話せる人が多いです。8歳から第二外国語を勉強するので、日本語を勉強している子もいるのです。
たぶん、日本人よりも英語話せる人が多いと思いますよ。しかも、スペイン語とか、イタリア語とか、ドイツ語とか、別の言葉も話せる人もいます。
地続きなので行き来が多いし、移民も多いですから、当然といえば当然ですが。
確かに30年ほど前までは「英語表記を禁じる」という法律があったようです。それは、フランス語の優位、つまりフランスが文化的にも優位に立つための政策でもあると思うのですが、今はヨーロッパ連合の中枢を担うという意識の元、必死に英語を学ぶ人が多いみたいです。

そのようなフランスから帰ってきて、英語を勉強しなきゃ! と思った私って単純かも?(^−^;
とはいえ、日本語の大切さをしみじみ感じます。

世界には6500の言語があるそうです。
でも、グローバルな時代になって、いったい何ヶ国語が生き残るのでしょうね? どの国もオリジナリティが薄れ、古い文化が消えつつある昨今です。
文化の中心と思われているパリでさえ、アメリカの文化に押されています。
世界中で日本語が話されている国は日本だけ。
本当に小さな言語じゃないですか?
(英語やフランス語が世界中で多く使われている理由に、植民地政策があったことは事実。その結果、母国語を失った民族もいます)
日本の文化が少しずつ姿を消して薄くなってゆくみたいに、日本語も少しずつ豊かさを失ってしまうのかもしれません。

他の国の言葉を習って、日本語に対する認識を新たにしました。
……ってことをいいたいだけなのに、何でこんなに長文になっちゃったの? 私。(^0^;


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