本日の感想文。

2004年06月22日(火) 【執筆ネタ】作品撤去について(お知らせです)

19日の日記でも書きましたが、改めまして……。

トップでご報告しますが、エーデムシリーズ2作を撤去いたします。
作品名は【蒼白なるファセラ】と【彼方へ】です。
すでに、楽園様、ノベルウッド様他、検索サイトから削除いたしました。
万が一、消し忘れを見つけた方はご一報くださるとありがたいです。

今日で当作品のリンクは削除いたしますが、ページはしばらくそのまま残しておきます。
というのはアクセス分析で【蒼白なるファセラ】には毎日15人から30人くらいのお客様がコンスタントに、【彼方へ】でも5人から10人くらいの方が見に来てくださっているからです。
読みかけ突然削除を防止するためです。
幸いなことに、この2作ともたいへん切れのよいところで終わっていますので、読んでいただいても「これからどうなるの?」というジレンマは少なくてすむと、甘いことを考えています。

理由は19日日記に書きましたが、中には
「誰かに酷評されて、ショックを起こしたのでは?」とか
「荒らしにあったのでは?」などと、
真剣に心配してくださる人がいるといけませんので、詳しく……。

間違いなく、そのようなことはありません。
正直、更新の止まっている作品には酷評どころか感想もほとんど来ることはありません。(^0^;
作品を更新できない時期が続き、冷静になって読み直し、自分で自分を批評した結果、これ以上「この作品を読んでください」と、恥ずかしくていえないということに気がついたのです。

正直【森の人々】なども恥ずかしい限りなのですが、一度公開した作品は何が何でもしっかりと結まで持っていくぞ! という気持ちで、休み休みながらも書き続けております。
しかしながら、エーデムリング・シリーズは違います。
【エーデムリング物語】は、もともとが単作です。ネットの海に送り出して、多くの方から応援をいただき、話がどんどん膨らんでいった作品です。
ある意味、読者の方と共に書き上げたような作品群で、私には特別な作品群でもあります。
ゆえに【公開したものは結まで】という自分の信念を曲げてでも、今回あえて撤去に踏み切ることにしました。

読者の方にはたいへん申しわけございません。
また、読んで損した……というものだったわけではないと、自負しております。問題は、これから公開する部分に蓄積されているものです。
再公開するさいにも、話の筋が違う! ということもございません。
この2作は【漆黒のジュエル】との3部作(同キャラ同時代の物語)でもあるので、私に命がある限り(大げさ?)必ず書き上げる所存です。
そこまで付き合いきれない……などとおっしゃらず、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。



***ここからはさらに愚痴愚痴独白・どろどろ状態です。
***そういう書き手の苦悩を垣間見たい人だけ、お読みくださいませ。



なぜ、この作品がだめなのか? を、白状させてください。
まず【エーデムリング】をシリーズ化するにあたって、自分で必ず守ろうと思っていたことがあります。

1)最初から読まなければならないような超大作にはしないこと。
2)同世界を舞台にしてはいても、あくまでも単作であること。
3)けして自己満足で書いてはいても、自分だけ納得……はやだ!
でした。
ところが、この二作。この条件から皆外れてしまいました。

1)についてですが、超大作を書いている人を否定しているわけではありませんので、誤解のないよう……。目指したものが違うだけです。
起承転結で完結するストーリーを書きたく思い、大きな山場と余韻を残す結末を物語全体で盛り上げたいと思ったら、500Pから1000Pが自分の限界かなぁ? と思ったからです。
さらに筆致が至って吸引力ある話が書けるならば、超大作もモノにしたいのですけれど。
ところが、この二作については過去の事件が尾を引いているために、どうしても前作を顧みなくてはならなくなりました。
で、回想ばかり……なんですよ。
【彼方へ】は、まさに回想の嵐。【蒼白なるファセラ】は、回想を避けるために【陽が沈む時】を別視点でなぞる予定でした。なんと、ファセラというキーパーソンが再び登場するのは、はるか終章の予定でした。
これだけ壮大なストーリーになったのだから、ある程度は仕方がないのでは? と、言ってくれる人もいるかもしれません。
事実、自分がそう思って甘えて書き始めてしまい、公開もしてしまったので。
でも、フランス革命を物語化するのにフランス建国史から回想しなければいけないわけではなく、(学問上は大切かも知れませんけれど)ホビットの冒険を読まなければ指輪物語が楽しめないわけではありません。(理解は深まると思いますが)
【蒼白なるファセラ】や【彼方へ】も、単独で読んで楽しめて、さらに番外編や他の本編に手を伸ばしてもらえるような作品を目指すつもりでした。
……でも、書き溜めたところを読み直したら、これはだめだわ。(^0^;
我ながらあきれ果てました。

2)番外編は要素がいくつか。
本編を知ってもらうための入り口……とはいえ、中々そうはいきにくい。
本編の不足を補うエピソード。話の流れ上、入れられなかったものとか。これが多いかな?
あとは、完全なお遊びモノ。本編を読んでいる人だけが楽しめそう!
しかし、本編そのものがそうであってはいけないなぁ……と。【蒼白なるファセラ】は、明らかに番外編の積み上げみたいな作品です。
とはいえ、そのエピソードがあって初めて生きてくる話だ! と思って踏み切っちゃったのが運のつき。

3)はぁ、はっきり言って上記こだわりを捨てたのは、私のおごり高ぶり以外の何者でもありません。(−−;
石の上にも3年、ネットの上にも3年、皆さんの応援でここまでやってこれたのだけど、その優しい言葉に甘えきって、自作を冷静に見つめる目を失ってしまったんだぁ……と反省です。
厳しい批判も甘んじて受けよう! とは、日頃思ってはいるのですが、優しいほめ言葉もたまーーーにほしくなるものです。
反応がほしくて推敲不足だったのかも知れないし、推敲しても冷静さに欠けていたのかも?
今後は書いてすぐのアップは自重しよう。
……ということで、この二作はしばらくお蔵入りとなります。

****

甘えはいかんなぁ……と思った理由に、LOTR。
あれだけファンだったけれど、【二つの塔】が封切られたときは、ショックで倒れそうだった。
期待を裏切られた感じが強かったのですよ。
最終的に【王の帰還】までファンでいさせてくれてありがとう! という感じなのですが、作り手が甘えてもファンの目は厳しい……と、自分で思ってしまった。
不思議なことに、今は【二つの塔】も気に入っています。
当時嫌だった原因は、社会情勢とぴったり合ってしまったので、調整させられたとすら感じてしまったからです。
偶然とはいえ、同じ感想を持った人もいたと思います。
一時期【勝手にノベル】が書けなくなったくらいだから、自分でもダメージだったんだなぁ……。
(^^; 


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