スーパーに魚屋さんがあります。 意外に思うかもしれませんが、結構手に入るんですよ。魚。 ただ、そのまま丸々売っているので、買うのに勇気がいります。
勇気。 ひとつは、最近見かけることが少なめの丸ごと一匹とにらめっこすること。 ひとつは、見たこともない魚を食べてOKなのか見極めること。特に刺身。 もうひとつは、わからないフランス語で「くださいな」ということ。
だからどうしても魚とにらめっこしたのち、負けて買えないことが多いのです。 魚屋さんは、ちゃんと切り分けてくれるんですけれども、それも「このくらいね?」なんて話せないから。 この間は、鮭を600gも買ってしまいました。高いのに……。
で、今日はだんなと一緒です。 するとだんな、たくさん並んだ蟹に注目。よく見るとまだ生きています。 生きは上々、ゆでて食べればいさそうな……。 が、見たこともない蟹なんですよ。見かけは渡り蟹に似ているかな? で、だんなが選んで買うことに。
家に持って帰ってゆでようとすると、意外と大きくて用意した鍋に入りきらない。 一回り大きな鍋に移し変えると、水が足りなくて足が出る始末。 しかも生きているので足が動くんですよ。(^−^; うっわーーーー。 魚系をさばくのはさほど苦にしないのですけれども、なんせ大きいし、あとはだんなにお任せしてしまいました。
茹で上がったあと、食べようとしたら……。 まぁまぁ硬くて、本当にトンカチで割るしかないのでは? という硬さです。 だんなが途中まで裂いてあきらめて寝たあと、こっそり食べたら美味しかったです。 一番美味しい蟹は毛蟹だと信じている私ですが、この蟹もなかなかです。 独特の味で、個人的にはタラバより美味しいと思う。 で、がしょがしょナイフで叩き割りながら食べていると。
「いたーーーーーーー!」 はい、この蟹、表面はつるつるして見えたのですが、実は細かい毛が生えていて、それが指先に突き刺さったのでありました。 しかもすごく繊細な細さで、突き刺さっているのははっきり見えるのですが、抜けないのです。 30分くらい汗をかきながら、必死に刺抜きにチャレンジしておりました。 毛抜きもちょいと利かないくらいの細さで、最終的には爪でほじくりだした感じです。
この蟹、美味しいのですけれど、本当に食べるのは大変です。
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