本日の感想文。

2004年01月22日(木) 東京のお話

異世界だと思う……。

私にとっては、はっきりいうと海外なんですよね。東京って。
降り立った瞬間に、空気が違う。
交通機関が違う、人が違う(ような気がする)
ただひとつ、言葉が通じるというだけで、海外と同じ印象を受けるところです。

私は海外旅行が好きで、大都市といえば、NY、LA,シカゴ、パリ、ローマ、ミラノ、香港には行ったことがあるのだけど、東京は際立った大都市だと思います。
まぁ、どの都市もすみからすみまで見たわけではないので、比較のしようもないのですが……。

まずは、冬だったせいもあり、空気が澄んでいる。
東京の過密度を考えると、これって奇跡的かもしれない。
水がきれいでカモが泳いでいる。
川が短いし、他国を渡って流れないせいもあるけれど、これもすごい。
もちろん、みんながきれいに使っているから……ではない。
きれいにしているから、きれいなのだ。
日本は、まるで環境問題に関して後進国のような言われ方をしていた時期があるけれど、実はすごい努力と進化を遂げてきているのだ。
エネルギー問題もあってのことだけど、排ガス規制などもいち早く進んだ。
20年前、はじめていったヨーロッパの大都市に比べ、東京のすがすがしさといったらなかった。
歴史的な建物は、排ガスによって真黒になり、しかも酸性雨などにより、傷みが激しくなっている。
街中は渋滞した車の排気ガスでもあもあ……。
今は、どの国も改善されてきてきれいになったが、当時はカルチャーショックだった。
「こんなもあもあの国に住んでいて、日本は環境問題を考えていない」
などと、よくも言えたもんだ……とすら思った。

だから日本って優れているんだよーというつもりはない。
でも、日本人はやれば出来る種族なのかもしれない。もしかしたら、問題解決能力が高いのかもしれない。
いわば、そこが「日本人は勤勉」といわれる点なのかも? 
それをどうもひねくって、かっこ悪そうに思ったり、ヘンな劣等感を持ったり、また逆に、先人が築いてきたものを過大評価して更なる進化を忘れたり……。
巨大化しすぎる大都市は、まるで暴れ馬みたいなもので、少しでも手を抜けば、とんでもないほうに走っていってしまいそうだ。
それを頑張って維持してきているのが、日本人の美徳なんじゃないかな?
などと、大げさなことを考えてしまう。

なんで異国に感じるか……っていうと、文化だろうね。
札幌は新しいから古い文化が少なく、古い建物などは観光化されていて、もう生活とは切り離されている。
商店街のような形態も情緒あるところは本当にわずかで、わりと合理的な住みやすい街ではあるけれど、どこか突き放されるような感じがする。
でも、東京ってなんだか古いものそのまま残っているところが多いんですよね。
切り売りの肉屋とか、山売りの八百屋とか……。
モノレールの窓から大井競馬場の厩舎などがよく見えて、なんか妙にうれしかったです。
他にも、あれ? と思うような小さな路地とか、こんなところに古いお寺? とか。
また地名が良いですよね……。趣がある。(^^)
北海道の地名ってアイヌ語が多いから、興味深いのだけど、自分の中では外国語のようななじみしかなくて、音だけでは由来を考えることがないんですよ。

交通機関が発達しているところもすごい。
まぁ、開かずの踏み切りとか、常に渋滞の道路とか、問題も山積でしょうが、いずれは解決できると信じています。
運賃が安いのがいいですよね。高いと感じるのは「ゆりかもめ」くらいで、それも他に比べると……って感じ。
札幌の地下鉄料金に比べるとかわいい。
北海道では札幌駅周辺くらいしか電車が併走する場所が無いんですよね。
だから、電車が3台くらい並んで走ると、バカみたいですが興奮します。それが新幹線だったりすると、もう感動ですね。
それに、表示や案内がとても親切で、私のようなおのぼりでも、さほど迷わずに歩けるし。

『東京砂漠』という歌がありましたが、私のイメージでは『進化する巨大ロマン』ですね。東京って。
世界に誇ってもいいんじゃないかい? と思います。(^^)


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