本日の感想文。

2003年03月08日(土) 【自作ネタ】ギルティへの疑問

沖さんに、いきなり質問されてしまいました。(^^;
えっと、ここから先は【陽が沈む時】のネタばれになりますので、ご注意。



「ギルティはなぜ、アルヴィに赤馬、セルディに普通の馬をあげたのか?」

う、う、うーん……。謎だ。
作者的には、そうしないと話が進まないから……なのだよ。
でも、そうもいえないしなぁ。。。

ひとつに、それぞれにあった性格の馬を与えた……というのが、本当ではないだろうか?
セルディの考え……自分よりもアルヴィが馬好きだから……というのも理由かもしれない。
もしも、これが剣ならば、剣術により熱心なセルディに、由緒ある剣を与えたのかも知れない。

「でも、それじゃああんまりにも、セルディの気持ちを理解しているようでしていないんじゃない?」
たしかに、ギルティは「自分に似ている」とセルディのことを言っている。
孤独な気持ちはわかっているはず。
より愛に飢えている子には、より愛をかけてあげなければならないのではなかろうか?

思えばギルティは親の愛を知らないで育っている。
自分に似ているセルディは、思いっきり苦手だったのではないだろうか?
彼は、親として子供にどうやって接すればいいのかをわかってはいない。
さらに、家を留守にすることも多く、子育て熱心とはいえない。
はっきり言って、親失格タイプだろう。

「でもね、王としての立場を考えたら、第一皇子の立場を、しっかりと内外に示すことも必要でないの?」
う、ううう……。親としても、王としても失格か? ギルティ。(^−^;

ギルティ自身は第二皇子だ。
そして、ウーレン・レッドであることの象徴的意味もよく知っている。
残酷なことだけど、彼はセルディを後継ぎにするつもりはなかったのかもしれない。
彼の目は、どちらかというと外に向いていたので、内でトラブルになることは避けたい。どちらでも、民が納得するほうに……とでも思っていた。
だから、セルディを第一皇子だから……というアピールはあえてせず、同等に扱ってきたのではないだろうか?
ただ、回りの目やセルディの性格が、それを平等としなかっただけで。

第一皇子だからといって、王位継承者とするわけではない。
(もちろん、王が何も言わないで死んでしまえば、第一皇子が王位につくのだが)
セルディも、それをうすうす感じている。
だから余計に「あとを頼む」といわれたことがうれしかったのではないだろうか?

……などと、いろいろ屁理屈をこねて、物語の正統性を見出そうとする。
(^−^; でも、本当のことは、ギルティ本人しかわからない、いえ、本人もわからなかったりして……。


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